- 2026/05/18
ルビー買取相場|カラット×品質で最大10倍以上変わる価格表
ご家庭で眠っているルビーが、いったいいくらで買い取ってもらえるのか気になる方も多いのではないでしょうか。ルビーの買取相場は、カラット×品質で同じ大きさでも最大10倍以上の差が出る構造があります。
この記事では、ルビー買取相場の目安と、相場が大きく変動する理由について分かりやすくお伝えします。
3行でわかる結論
・ルビーの買取相場は1ctで2万円〜100万円の幅があり、品質ひとつで最大50倍以上の差が出る構造があります
・ピジョンブラッド・非加熱・ビルマ産の3つが揃うと、通常の相場から3〜5倍以上のプレミアムが上乗せされます
・相場テーブルの数値だけでは決まらないため、3軸を評価できる環境での確認が安心につながります
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目次
「ルビー買取相場はいくら?」への回答
1ctのルビー買取相場は、品質によって2万円〜100万円の幅があり、品質ひとつで最大10倍以上の差が出るケースがあります。これは色・処理・産地の3軸が評価結果に大きく影響する構造によるものです。
「自分のルビーはどの位置にあるのか」を見極めるために、カラット帯ごとの相場と、品質による差の構造を順にお伝えします。
ルビー買取相場の全体像|カラット×品質マトリクス

ルビーの買取相場は、カラット(重量)と品質(色グレード)の2軸で大まかな目安が見えてきます。下の表は、宝石単体(貴金属・ブランドを除く)での天然石の目安です。
| カラット | 低品質 | 中品質 | 高品質 | ピジョンブラッド |
|---|---|---|---|---|
| 0.5ct | 5,000〜20,000円 | 20,000〜80,000円 | 80,000〜200,000円 | 200,000〜600,000円 |
| 1ct | 20,000〜80,000円 | 80,000〜300,000円 | 300,000〜800,000円 | 800,000〜1,000,000円 |
| 3ct | 100,000〜300,000円 | 300,000〜800,000円 | 800,000〜2,000,000円 | 2,000,000〜5,000,000円 |
| 5ct以上 | 200,000〜500,000円 | 500,000〜1,500,000円 | 1,500,000〜4,000,000円 | 4,000,000〜10,000,000円 |
表のとおり、同じ1ctでも低品質の2万円から、ピジョンブラッドの100万円まで50倍の幅があり、品質を評価できる環境かどうかで査定結果が大きく変わってきます。
また、上記はあくまで「天然石・宝石単体」の目安です。ビルマ産であれば1.5〜3倍、非加熱であれば1.5〜3倍、ピジョン×非加熱なら3〜5倍以上のプレミアムが上乗せされる構造があるため、3軸が重なれば総合で最大30倍以上の差が出るケースもあります。
この相場差を知らないまま売却すると、本来の価値が反映されないケースがあるため、まずは自分のルビーがどの位置にあるかを把握しておくと安心です。
カラット帯別の相場詳細|0.5ct・1ct・3ct・5ct以上で何が変わるか

カラット帯ごとに「低品質」と「ピジョンブラッド」の倍率差を見ていくと、大きくなるほどグレード差が拡大する構造が見えてきます。これは小さな石を持つ方には「自分の石にも価値があるかもしれない」という安心、大きな石を持つ方には「品質確認の必要性」を同時に示すものです。
- 0.5ct帯:5,000円(低品質)〜600,000円(ピジョン)で最大120倍
- 1ct帯:20,000円(低品質)〜1,000,000円(ピジョン)で最大50倍
- 3ct帯:100,000円(低品質)〜5,000,000円(ピジョン)で最大50倍
- 5ct以上帯:200,000円(低品質)〜10,000,000円(ピジョン)で最大50倍
金額の絶対差で見ると、大きなカラットほどグレード差による金額インパクトが大きくなる構造です。たとえば5ct以上では、低品質とピジョンブラッドで最大1,000万円近い差が生じるケースもあります。
カラットが大きいほど、品質の鑑定を受ける意味が大きくなるため、大粒ルビーをお持ちの方ほど、専門の査定で位置づけを確認しておくと納得につながりやすくなるでしょう。査定額の決まり方の詳細はルビー査定額の3要素|宝石・貴金属・ブランドの計算式と具体例でお伝えしています。
ピジョン×非加熱×ビルマ産が揃うと相場はどう変わるか

マトリクス表の数値は「天然石・宝石単体」の基準ですが、ここに3つのプレミアム要素が加わると、相場は乗算的に跳ね上がる構造になります。それぞれの倍率は次のとおりです。
| プレミアム要素 | 倍率の目安 | 条件 |
|---|---|---|
| ピジョンブラッド | 3〜10倍 | 鮮やかな赤+わずかな青みの最高評価色 |
| 非加熱(ノーヒート) | 1.5〜3倍 | 加熱処理が行われていない天然のままの状態 |
| ビルマ(ミャンマー)産 | 1.5〜3倍 | 産地が特定された最高評価地のルビー |
これらは独立した評価ではなく、重なり合うと乗算的にプレミアムが上乗せされる構造です。たとえば1ct中品質の基準が10万円だとすると、ピジョン×非加熱×ビルマ産が揃った場合、計算上は30倍以上にあたる300万円超まで到達するケースもあります。
ただし、これらのプレミアムは「評価できる店舗かどうか」で結果が大きく変わってきます。ピジョン未評価では最大-70%、非加熱未評価では最大-60%、産地未特定では-30〜50%相当の減額となるケースがあるため、3軸を評価できる環境での確認が安心につながるでしょう。
ご家庭で「これはピジョンかも」「非加熱かも」と判断するのは難しい領域ですが、自分のルビーにこれらの可能性があるかどうかは、専門の査定で確認できます。
判別の詳細はピジョンブラッドルビーとは|通常品の3〜10倍になる「最高評価色」の見分け方と非加熱ルビーが処理石より1.5〜3倍高い理由|ノーヒート判定の重要性でお伝えしています。
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カラットの逆転構造|小粒高品質が大粒低品質を上回るケース

「ルビーは大きいほど高い」という直感に対し、色石の世界ではサイズよりも品質が価値を逆転させる構造があります。実際の例で見てみましょう。
| 条件 | 査定額の目安 |
|---|---|
| 5ct・低品質(淡色・加熱・産地不明) | 約300,000円 |
| 1ct・ピジョンブラッド(非加熱・ビルマ産) | 約800,000〜1,000,000円 |
カラットでは5倍の差がある一方、品質が逆転した結果、1ctのピジョンブラッドが5ctの低品質を3〜7倍上回る計算になります。これは色・処理・産地の評価軸が、サイズ以上に価格を決定づける構造があるためです。
この逆転構造を知らないまま「小さいから価値はない」と判断してしまうと、本来の価値を見届けないまま手放してしまうケースがあります。小粒のルビーでも、色や処理によって思いがけない評価につながることがあるため、サイズだけで結論を出さず、まずは品質の確認をしてみると安心です。
相場が変動する理由|貴金属相場と市場需要の動き
ルビーの買取相場は固定ではなく、貴金属相場と宝石市場の動きによって日々変動する構造があります。同じルビーでも、売却タイミングによって5〜15%程度の差が生じるケースもあります。
- 貴金属相場(K18・Pt):リングの台座部分の価値が、当日のグラム単価で変動する
- 宝石市場の需要:高品質ルビーの世界的な需要増減によって、特にピジョンクラスの評価が動く
- 産地供給の変化:ミャンマー産は採掘規制や輸出制限の影響で、流通量が減ると希少性プレミアムが上昇する傾向
放置すると、貴金属相場の下落で台座部分だけでも数千〜数万円の差が出るケースがあります。ただし、これは「今すぐ売るべき」という意味ではなく、現在の相場での価値を一度把握しておくことが、納得感のある判断につながるという意味です。
大切にされてきたルビーだからこそ、今の価値を一度確認してみると、これからの判断が落ち着いてできるようになります。相場の動きはあくまで参考として、宝石評価とあわせて全体感を見届けるのが安心です。
相場テーブルだけでは決まらない3つの理由
相場の表は目安として有用ですが、最終的な査定額は表の数値だけで決まりません。その理由は次の3つです。
理由①|評価範囲が業態で異なる
宝石専門店・質屋・リサイクル店では、対応できる評価範囲に違いがあります。色のピジョン判定や非加熱判定は専門の設備と鑑定士が必要なため、評価範囲が狭い業態では、3軸の評価が反映されないケースがあります。
理由②|鑑別書の有無で5〜20%変動する
GIAや中央宝石研究所の鑑別書があれば、ピジョン認定・非加熱証明・産地特定の根拠となり、査定額が5〜20%上がる傾向があります。鑑別書がない場合でも、自社鑑定で判定できる体制を備えた店舗を選べば、減額幅は抑えられます。
理由③|状態(クラック・摩耗)で-10〜70%減額する
ルビーは硬度9と硬い宝石ですが、内包物の多い個体ではクラックが進行する場合があり、状態によっては-10〜70%の減額となるケースがあります。長く保管されているルビーは、状態確認も含めて一度評価を受けておくと安心です。
これら3つの理由を踏まえると、相場の表で出した目安額と、実際の査定額にはギャップが生じます。評価範囲の違いの詳細は同じルビーで査定額が最大5倍変わる構造|評価範囲の違いを解説でお伝えしています。
ルビー買取相場に関するよくある質問
ルビーの買取相場について、多くお寄せいただく質問を4つに絞ってお答えします。
Q. 相場表より低い査定額になることはありますか?
A. はい、あります。
評価範囲が狭い業態では、色のピジョン判定や非加熱判定が反映されないため、相場表より低くなるケースがあります。また、クラックや摩耗などの状態も影響します。
Q. リングについているルビーの相場はどう見ればいいですか?
A. ルビー単体+台座(貴金属)の合算で見ます。
本記事の相場表は宝石単体の目安です。リングの場合、K18・Pt900などの貴金属相場が加算されるため、台座の品位と重量で参考価格に幅が生まれます。
Q. 相場が下がる時期はありますか?
A. 貴金属相場の下落局面では台座部分が下がる傾向があります。
一方、宝石本体(特にピジョンクラス)の相場は世界的な需要動向に左右され、短期的な季節変動は小さい傾向です。
Q. 小さなルビーでも査定してもらえますか?
A. はい、可能です。
0.5ct以下の小粒でも、ピジョンクラスや非加熱の場合は十分な評価につながるケースがあります。サイズだけで判断せず、品質の確認をしてみると安心です。
まとめ|ルビー買取相場は「相場表+3軸評価」で見届ける
ルビーの買取相場は、1ctで2万円〜100万円と50倍の幅があり、品質ひとつで結果が大きく変わってきます。ピジョンブラッド3〜10倍、非加熱1.5〜3倍、ビルマ産1.5〜3倍——これらが重なれば総合で最大30倍以上のプレミアムが上乗せされる構造です。
相場表の数値はあくまで目安で、実際の査定額は評価範囲・鑑別書の有無・状態などによってさらに変動します。「うちのルビーはどのくらいか」を見届けるには、まず1度、3軸を評価できる環境でご自身の石の位置を確認するだけで十分です。
ご自身に合った方法(店頭・LINE・電話)で、今の価値を確かめてみると安心です。


