- 2026/09/16
米The RealRealでヴィンテージ需要が432%増|その古いジュエリー、年代だけで価値は決まりません
実家の引き出しや、自宅の宝石箱の奥。長いあいだ使っていないジュエリーが眠っていませんか。母から受け継いだ指輪、若い頃に買ったブローチ。「昔のデザインだから、もう価値はないかもしれない」と思う一方で、「ヴィンテージという言葉もよく聞くし、逆に高くなっているのかも」と考えることもあるかもしれません。
2026年8月、米国で中古のブランド品を扱うThe RealReal(ザ・リアルリアル)が、ヴィンテージの需要が2020年から432%増えたとするレポートを公開しました。この記事では、そのニュースの内容と、古いジュエリーの価値が査定でどのように見られているのかをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
3行でわかる結論
・米The RealRealのサイトでヴィンテージの需要が2020年比432%増。ただしジュエリーだけの数値ではない
・古いという理由だけで査定額が上がることも下がることもなく、年代は素材・宝石・状態とあわせて評価される
・いつ作られたものか分からなくても査定はできる。年代を調べてから持ち込む必要はない
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この記事を監修する「おもいお」について
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目次
ヴィンテージの需要が2020年から432%増、米The RealRealのレポート

The RealRealは2026年8月25日、年次レポート「The (R)evolution of Resale(2026 Resale Report)」を公開しました。中古のブランド品を委託販売する米国の事業者で、レポートは15年分の自社データと、5,000万点を超える販売実績をもとにまとめられています。
そのなかで、同社サイトでのヴィンテージの需要は2020年と比べて432%増えたと報告されました。探している条件を保存しておく「保存検索」も活発で、年代を指定した保存検索は前年比135%増。デザイナー名では、フィービー・ファイロが手がけた時期のセリーヌ(Phoebe Philo Celine)が650%増となりました。
ここで一つ、押さえておきたい点があります。同社が扱うのは、ファッションのほかファインジュエリー、時計、アート、住まいの品目です。今回の数値は同社サイトでの傾向を示すものであり、ジュエリーだけを対象にしたものではありません。
それでもこのレポートは、年代やデザイナーを名指しして古いものを探す人が増えていることを示しています。
その古いジュエリー、価値をご自身で決めていませんか

「昔のデザインだし、鑑別書も箱もないから、たいした価値はないだろう」。「ヴィンテージが人気だというし、古いぶん希少なのではないか」。私たちがよくうかがうのは、この正反対の二つの声です。
どちらにも共通しているのは、年代と査定額がどう関係するのかが分からないまま、引き出しにしまっている点です。相続や遺品整理のタイミングで、ご家族が同じ迷いを抱えることもあります。
たとえばバブル期のジュエリーには、貴金属の量が多いものや、品質の高い宝石が使われているものがあります。デザインが今の好みと違っていても、素材そのものに評価がつくことがあります。だからこそ、査定の現場で年代がどう見られているのかを知っておく意味があります。
おもいおが選ばれる理由

年月を重ねたジュエリーをお預かりするうえで、おもいおが大切にしている点を3つご紹介します。
1. 素材から宝石まで見られる鑑定士が在籍しています
おもいおには、GIA(Gemological Institute of America)のGraduate Gemologist(G.G.)ディプロマ取得者が在籍しています。
査定では、まず金やプラチナの品位と重量、そして宝石の種類や品質を確認します。そのうえで、ブランド、デザイン、製造背景、年代を見ていきます。年代だけで査定額が決まるのではなく、これらの要素とあわせて評価しています。
いつ作られたものか分からないジュエリーでも、確かめられることはたくさんあります。
2. 海外の需要も踏まえた評価
おもいおは、アジアや欧米にも販路を持っています。国内だけでは評価が難しい持ち物も、海外での需要を踏まえてお値段をお出しできる場合があります。
今は販売されていない過去のモデルや、当時ならではの装飾が残るジュエリーは、それを探している方が国内にいるとは限りません。海外にも目を向けることで、評価につながることがあります。
3. 修理の跡があっても、状態から確かめます
長く使われてきたジュエリーには、サイズ直しや石の留め直しの跡が残っていることがあります。修理が重ねられていると、私たちでも製造年代までは絞り込めないことがあります。
それでも、素材、宝石、変形や摩耗の有無、石の傷や欠けを一つずつ確かめていけば、評価はお出しできます。年代が特定できないことと、評価ができないことは別です。
手放す前にできる3つのこと

お手元のジュエリーを見てもらう前に、できることがあります。
- 鑑別書や購入時の付属品があれば探しておく
- 無理に磨かない
- 年代が分からないまま、そのままお持ちいただく
鑑別書や箱、保証書が見つかれば査定の手がかりになりますが、見当たらなくても問題ありません。お手入れは、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめてください。市販の洗浄剤や超音波洗浄機は、石の種類によっては傷めてしまうことがあります。古い留め方のジュエリーでは、洗浄で石が緩んでしまうこともあります。無理なお手入れは禁物です。
そして3つ目が、今回いちばんお伝えしたいことです。年代を調べてから、値打ちがありそうなものだけを持っていこう。そう考えていただく必要はありません。分からないままお持ちいただいて、一緒に確かめるところから始められます。
まとめ|「古い」と「希少」は、同じではありません

ヴィンテージを名指しで探す人は増えています。ただ、古いことがそのまま高い評価になるわけでもありません。古いことと希少であることは同じではなく、希少であることと市場で高く売れることも同じではないからです。
「昔のデザインだから」「鑑別書をなくしてしまった」「いつ作られたものか分からない」。そうした理由で、しまったままになっているジュエリーはありませんか。
おもいおでは、店頭(銀座本店・築地店/築地店は完全予約制)のほか、宅配買取・出張買取・LINE査定でご相談を承っています。査定料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。
売るかどうかはその後で構いません。まずは今の価値を確かめてみませんか。




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