- 2026/05/18
ルビーリングの貴金属(K18/Pt)が査定額を左右する理由|売り時の見極め方
ルビーリングを査定に出すとき、台座のK18やPt900の部分がいくらで評価されるのか気になる方も多いのではないでしょうか。ルビーリングの査定額は、ルビー本体の価値と貴金属部分の参考価格を足し合わせて決まる構造があり、貴金属の品位と重量で台座部分の参考価格が大きく変わってきます。
この記事では、貴金属の品位別グラム単価の目安と、計算例、売り時の見極め方について分かりやすくお伝えします。
3行でわかる結論
・ルビーリングの査定額は「ルビー本体+貴金属部分の参考価格」を足し合わせた構造で、両方を評価できる体制かどうかで結果が変わります
・貴金属部分は「品位別リサイクル価格 × 重量」で算出され、品位(K18/Pt900など)と重量で台座の参考価格が大きく異なります
・金・プラチナの相場は日々変動するため、ルビーリングの価値はその日の貴金属相場と宝石評価をあわせて確認すると安心です
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目次
「ルビーリングの買取はどう決まる?」への回答
ルビーリングの査定額は「ルビー本体の参考価格 + 貴金属台座の参考価格」を足し合わせた構造で決まります。ブランドリングの場合はここにブランドプレミアムが加算される仕組みです。
貴金属台座の部分は「品位別リサイクル価格 × 重量」というシンプルな計算式で算出される一方、金やプラチナの相場は日々変動するため、同じリングでも査定の日が違えば数千〜数万円の差が出るケースがあります。
ルビーリングの査定額が「ルビー本体+貴金属」で決まる仕組み

ルビーリングは1つの商品ですが、査定の際には2つの部分が独立して評価されます。それぞれの計算ロジックは次のとおりです。
| 部分 | 評価対象 | 計算方法 |
|---|---|---|
| ① ルビー本体 | 色・処理・産地・カラット・透明度 | カラット基準価格 × 色倍率 × 処理倍率 × 産地倍率 |
| ② 貴金属台座 | 素材(K18/Pt900等)・重量 | 品位別リサイクル価格 × 重量 |
ルビー本体は宝石としての品質評価が中心で、ピジョンブラッド×非加熱×ビルマ産が揃えば最大30倍以上のプレミアムが乗ります。一方、貴金属台座は重量と品位による参考価格で、当日のリサイクル相場が直接反映される構造です。
ジュエリーの価値は、貴金属の重さだけでは決まりません。同じ10gのリングでも、ルビー本体がピジョン非加熱なのか、淡色加熱なのかで、合計額は数十倍変わってくるケースがあります。
査定額の3層構造の詳細はルビー査定額の3要素|宝石・貴金属・ブランドの計算式と具体例でお伝えしています。
貴金属の品位別グラム単価(記事作成時点の参考価格)

ルビーリングの台座には、金(K24/K18/K14など)・プラチナ(Pt900/Pt850など)・銀(SV925)が使われています。田中貴金属 RE:TANAKAのリサイクル価格を参考にすると、2026年5月12日時点の主な品位の目安は次のとおりです。
| 品位 | 主な用途 | グラム単価の参考 |
|---|---|---|
| K24(純金) | 純金製品・コイン | 約23,800円/g |
| K18 | 日本のジュエリーで広く使用 | 約17,400円/g |
| K14 | 海外ジュエリーで使用 | 約12,600円/g |
| Pt900 | ブライダルリングなど | 約8,500円/g |
| Pt850 | ネックレスチェーン等 | 約7,900円/g |
| SV925 | シルバージュエリー | 約250円/g |
同じ「ゴールド」と表記されていても、K18とK14では1グラムあたりで約4,800円の差があり、リング1点(5g前後)の貴金属部分だけで2万円以上の差につながるケースがあります。お手元のリング内側に「K18」「Pt900」などの刻印があるかを確認すると、品位の目安がつきます。
計算例|素材別の貴金属部分の参考価格

「品位別リサイクル価格 × 重量」の計算式に、いくつかのリングを当てはめてみます。記事作成時点の参考価格として、3つのパターンを比較します。
例①|K18ルビーリング 5g(標準的なリング)
K18 約17,400円/g × 5g = 約87,000円
標準的なルビーリングの貴金属部分の参考価格です。ここにルビー本体の評価額が加算されます。
例②|Pt900ルビーリング 5g(プラチナ製)
Pt900 約8,500円/g × 5g = 約42,500円
2026年5月時点の参考相場では、K18の方がPt900より単価が高い傾向です。一方、プラチナは金より希少性が高いため、相場の動き方が異なります。同じ5gでも、素材が違えば参考価格は約2倍の差となるケースがあります。
例③|K18ルビーリング 8g(重量のあるリング)
K18 約17,400円/g × 8g = 約139,200円
重量が3g増えれば、貴金属部分だけで約5万円の差につながります。リングの重量はデザインによって2〜15g程度の幅があるため、重さによる参考価格の違いは大きい構造です。
※上記の計算例はいずれも2026年5月12日時点の田中貴金属 RE:TANAKAリサイクル価格を参考にした目安です。実際の査定額は、品物の状態、店舗ごとの査定基準、宝石やブランドの評価によって変動します。
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貴金属相場の変動と売り時の見極め方

金・プラチナの相場は、為替・国際市況・需給バランスによって日々変動します。同じK18 5gのリングでも、相場が10%動けば貴金属部分だけで8,700円の差につながるケースがあります。
- 金相場の特徴:長期的に上昇傾向で、ドル建て価格や為替に連動する
- プラチナ相場の特徴:産業需要(自動車触媒等)の影響を受け、金とは独立した動きをする
- 短期変動:1日のうちでも数百円/g単位で動くことがある
ただし、ルビーリング全体の価値は、貴金属相場の変動だけでは決まりません。ルビー本体の価値の方が、貴金属部分の数倍〜数十倍に達するケースが多いためです。
「金が上がっているから今売るべき」と慌てるよりも、ルビー本体の評価とあわせて全体の参考価格を見届けてからの判断が、納得感のある選択につながります。
長く保管されているルビーリングだからこそ、まずは今の貴金属相場と宝石評価を一度確認しておくと、これからの判断が落ち着いてできるようになるでしょう。具体的な準備項目と売り時の見極めはルビーを高く売る7つの準備|貴金属相場と売り時の見極め方でお伝えしています。
リングのデザイン・状態が査定に影響するケース
貴金属部分の参考価格は「品位×重量」で算出される一方、リング全体の査定額には、デザイン・状態・付属品なども影響します。
- ブランドジュエリー:貴金属部分とは別にブランドプレミアムが加算される
- デザイン性:ハイジュエラーの手作業デザインは、デザイン価値として加点されるケースがある
- メレダイヤ(脇石):合計カラット数で加算される
- 変形・破損:台座のヒビや欠けは、状態評価で-5〜30%程度の減額となるケースがある
- 付属品:箱・保証書・購入時の証明書があると+5〜15%の加算となる傾向
変形や破損があっても買取は可能で、貴金属部分は重量で評価でき、ルビー本体も単体として査定できます。「壊れているから価値がない」と判断せずに、一度確認してみると新しい発見につながるケースがあります。
ルビーリングの貴金属に関するよくある質問
ルビーリングの貴金属評価について、多くお寄せいただく質問を4つに絞ってお答えします。
Q. 刻印が消えていても買取できますか?
A. はい、買取可能です。
刻印が摩耗で消えている場合でも、宝石専門店では比重検査や蛍光X線検査で品位を判定できるケースがあります。古いリングほど刻印が薄くなる傾向がありますが、買取判断には影響しません。
Q. ホワイトゴールド(WG)はプラチナと同じ価格になりますか?
A. いいえ、別物として評価されます。
ホワイトゴールドは金にパラジウムやニッケルを混ぜた合金で、見た目はプラチナに似ていますが、金として評価される構造です。K18WGはK18と同等のグラム単価で計算されます。
Q. 同じリングでも査定額が店舗で違うのはなぜですか?
A. 店舗ごとの査定基準が異なる構造です。
貴金属部分は「品位×重量×当日相場」で大きな差は出にくいですが、ルビー本体の評価範囲(色・処理・産地の判定対応)と、ブランド評価の取扱実績によって、合計額が変わってきます。
Q. 古いルビーリングでもプラチナの価値はそのまま反映されますか?
A. はい、貴金属としての価値は変わりません。
プラチナや金は経年劣化で品位が変わることはありません。古いリングでも、品位(Pt900等)と重量で当日の参考相場どおり計算されます。古いリングほどルビー本体が非加熱・ビルマ産の可能性も高まる傾向があります。
まとめ|貴金属部分とルビー本体、両方の評価で全体を見届ける
ルビーリングの査定額は「ルビー本体+貴金属台座」の足し算で決まる構造で、貴金属部分は「品位別リサイクル価格 × 重量」というシンプルな計算式です。2026年5月12日時点の参考価格では、K18が約17,400円/g、Pt900が約8,500円/g、SV925が約250円/gの目安となっています。
ただし、ジュエリーの価値は貴金属の重さだけで決まりません。ルビー本体がピジョン×非加熱×ビルマ産であれば、貴金属部分の数十倍に達するケースもあるためです。両方を評価できる体制で確認すると、本来の価値が見えてきます。
大切に身につけてきたルビーリングだからこそ、ご自身に合った方法(店頭・LINE・電話)で、今の参考価格と宝石評価をあわせて見届けてみると安心です。


