- 2016/05/02
ダイヤモンド買取|いくらで売れる?相場の目安と確認したいこと
【2026年8月更新】
公開日:2016年5月2日/最終更新日:2026年8月5日
※本記事は、2026年8月現在のダイヤモンド市場価格および最新の鑑定技術に基づき、
おもいお鑑定士が内容を最新の状態にアップデートしています。
「これ、いくらくらいになるんだろう」——ご自宅のダイヤモンドを手に取って、そう思われたことはありませんか。婚約指輪や、母から譲り受けた指輪となると、なおさら見当がつかないものです。
ダイヤモンドの買取価格は、石の大きさだけでは決まりません。実は、色や透明度に加えて、形や光り方まで金額に関わってきます。この記事では、ダイヤモンド買取の相場の目安と、売る前に確認しておきたいことを順にお伝えします。
3行でわかる結論
・ダイヤモンド買取の相場は、0.3カラットで5千〜7万円、1カラットで3万〜120万円ほどが目安です
・買取価格がつくのは石だけではありません。指輪の台座やブランドも合わせた金額になります
・鑑定書がなくても、傷があっても査定は受けられます。まずは目安を知るところからで大丈夫です
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この記事を監修する「おもいお」について
✅ GIA G.G.(米国宝石学会認定鑑定士)が在籍
✅ 4Cに加えて、形や光り方まで見たうえで金額をご説明
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目次
ダイヤモンド買取の相場はいくら?まずは目安から

ダイヤモンド買取の相場は、5千円から120万円まで幅があります。「幅がありすぎて、うちのはどこなの?」と思われますよね。下の表で、お手元の品がどのあたりに入るか確かめてみてください。
| 大きさ | 色や透明度が控えめ | 標準的 | 色も透明度も良い |
|---|---|---|---|
| 0.3ct | 5千〜1万円 | 1.5万〜2.5万円 | 3万〜7万円 |
| 0.5ct | 1.5万〜2.5万円 | 3万〜4.5万円 | 5万〜15万円 |
| 1.0ct | 3万〜5万円 | 20万〜25万円 | 25万〜120万円 |
同じ1カラットでも、3万円のものもあれば、120万円になるものもあります。カラットは大きさを表す単位で、品質までは表していないためです。「1カラットならいくら」と一言で言えないのは、そのためです。
実は、0.3カラットで色も透明度も良いもの(3万〜7万円)が、0.5カラットで控えめなもの(1.5万〜2.5万円)を上回ります。小さいから価値がない、ということはありません。
「小粒だから、大した金額にはならないですよね?」——そう思って引き出しにしまったままの方が、本当にたくさんいらっしゃいます。でも実際は、見てみないとわかりません。カラット数の見当がつかない場合は、1カラットの重さと大きさの見方もあわせてご覧ください。
買取価格がつくのは、石だけではありません

ダイヤモンドの買取価格は「石」「指輪の台座」「ブランド」の3つを合わせた金額です。「石の値段だけだと思っていた」という方、実は少なくありません。どこに値段がついているのかがわかると、提示された金額を落ち着いて受け止められます。
| 値段がつくところ | どんなふうに見るか | お手元での確認 |
|---|---|---|
| ①ダイヤモンド | 大きさ・色・透明度・輝き、そして形と光り方 | 鑑定書があれば書いてあります |
| ②指輪の台座 | K18やPt900などの素材と、その重さ | 指輪の内側の刻印で確認できます |
| ③ブランド | ブランド名や作り、箱・保証書の有無 | 刻印や付属品を探してみてください |
このうち②の台座は、素材と重さの掛け算なので、どこで見てもらっても大きくは変わりません。差が出やすいのは①と③です。石は見るところが多く、判断には拡大して確認する道具と経験が要ります。そのため、①を見る体制がないお店では、その分が金額に入ってきません。
同じ0.5カラットの指輪でも、石まで見るかどうかで最大15万円ほどの差が生まれることがあります。これはお店の姿勢の善し悪しではなく、何をどこまで確認できるかという体制の違いです。長く大切にされてきた指輪だからこそ、3つとも見てもらえる形で確認しておくと安心です。
石の値段を左右する4つのこと

石の値段は、大きさ・色・透明度・輝きの4つで決まります。「4C」と聞くと身構えてしまいますが、言葉を覚える必要はまったくありません。ご自身で見当をつけられるところと、そうでないところを分けてお伝えします。
| 見るところ | どういうことか | ご自身で確認できるか |
|---|---|---|
| 大きさ(カラット) | 石の重さ。1ct=0.2g | できます。鑑定書か指輪の刻印に出ています |
| 色(カラー) | 無色に近いほど高く見られます | 難しいところです。並べて比べないとわかりません |
| 透明度(クラリティ) | 石の中の曇りや点の少なさ | 難しいところです。拡大しないと見えません |
| 輝き(カット) | 研磨の丁寧さ。きらめき方に出ます | 光にかざすと、なんとなく差はわかります |
4つのうち、はっきりわかるのは大きさだけです。鑑定書があれば重さが書かれていますし、指輪の内側に「0.30」といった数字が刻まれていることもあります。まずはそこを探してみてください。
色と透明度は、残念ながらご自身での判断は難しい部分です。「並べてみたけれど、違いがわからない」そう感じられるのが自然です。
無色に近いものから黄色みのあるものまで23段階、石の中の曇りの少なさで11段階に分かれていて、隣り合った段階はプロでも並べないと見分けがつきません。ここは無理をせず、見てもらったときに説明を受ける部分だと思っていただければ十分です。
輝きだけは、4つの中で唯一、人の手仕事が結果を左右します。同じ大きさ・同じ色の石でも、研磨が丁寧なものはよく光ります。前の表のとおり、この4つの積み重ねで1カラットなら20倍以上の差が生まれます。どれか1つで決まるというより、少しずつ積み上がって金額になる、とお考えください。
4Cのほかに、形と光り方でも変わります

実は4Cのほかに、石の「形」と「紫外線の下での光り方」でも金額が変わります。鑑定書の4Cの欄には出てこないため、見落とされやすい2つです。ここはご自身でも確認できるところがあります。
石の形——丸いか、そうでないか
婚約指輪でよく見かける、上から見て丸い形をラウンドブリリアントといいます。もっとも数が多く、欲しい方も安定しているため、査定でも基準になります。お手元の石が丸ければ、まずこの形だとお考えください。
四角いもの、細長い楕円、しずく型などは、まとめてファンシーシェイプと呼ばれます。こちらは形ごとに人気が分かれるため、同じ大きさ・同じ品質でも、その時々で金額が変わることがあります。
また、輝きの段階(4Cのカット)が付くのは丸い形だけで、それ以外には付きません。そのぶん、見る側が形の美しさや左右の揃い方を一つひとつ判断することになります。
紫外線の下での光り方——青白く光るかどうか
ダイヤモンドには、紫外線を当てると青白く光るものがあります。蛍光性と呼ばれるもので、まったく光らないものから強く光るものまで5段階に分かれます。日常生活で気づくことはほとんどありませんが、査定では確認する項目のひとつです。
光るからよい、光らないから悪い、という話ではありません。無色に近い石で強く光る場合は、白っぽく濁って見えることがあり、金額が控えめになるケースがあります。
逆に、少し黄色みのある石では、青白い光が黄色みを打ち消してくれて、マイナスにならないこともあります。「うちの石は光るのだろうか」と気になさる必要はなく、見てもらえばその場でわかります。
形と光り方は、鑑定書があればどちらも書かれています。書類がない場合も、拡大して確認する道具と紫外線のライトがあれば、その場で調べられます。この2つまで見てもらえるかどうかで、金額に入ってくる情報の量が変わります。
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銀座・築地の店頭では、鑑定士がその場でダイヤモンドを拝見し、どこをどう見て金額になったのかをご説明します。遠方の方には、宅配とLINEでのご相談も承っています。
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指輪の台座にも、しっかり買取価格がつきます

指輪の台座には、素材と重さに応じて別に値段がつきます。「台座なんて、おまけみたいなものでしょう」と思われるかもしれません。ところが石の分とは別に計算されて、合わせた金額が査定額になります。素材ごとの1グラムあたりの目安は、次のとおりです。
| 素材 | 指輪の内側の刻印 | 1gあたりの目安(記事作成時点) |
|---|---|---|
| 18金 | K18 | 15,074円/g |
| 14金 | K14 | 10,875円/g |
| 10金 | K10 | 7,461円/g |
| プラチナ950 | Pt950 | 7,505円/g |
| プラチナ900 | Pt900 | 7,055円/g |
| プラチナ850 | Pt850 | 6,524円/g |
まずは指輪の内側をご覧ください。「K18」「Pt900」といった刻印が見つかるはずです。たとえばK18で5gあれば、15,074円/g × 5g = 約75,370円が台座の分の目安になります。
ここに石の分が加わりますので、1カラットの標準的なもの(20万〜25万円)であれば、合わせて約28万〜33万円という組み立てです。
台座の重さは、石を留める爪やリングの太さによって変わります。見た目が似ている指輪でも、重さが2倍近く違うことは珍しくありません。金やプラチナの相場は毎日動きますので、正確な金額は見てもらった日の相場で計算します。
鑑定書をなくしてしまったのですが、大丈夫でしょうか
大丈夫です。鑑定書がなくても査定はお受けできます。ただし、あると評価の根拠をお示ししやすくなり、金額が5〜20%変わるケースがあります。まずは書類の見分け方からお伝えします。
| 書類 | どんなときの書類か | 書かれていること |
|---|---|---|
| 鑑定書 (グレーディングレポート) | ダイヤモンド専用 | 4Cの段階、形、光り方、寸法など |
| 鑑別書 | ダイヤモンド以外の宝石にも使われます | 石の種類、天然か人工か、処理の有無など |
4Cが書かれているのは鑑定書のほうです。GIAや中央宝石研究所(CGL)といったところが発行しています。お手元にない場合は、拡大して1つずつ確認していきます。手順が増えるぶんお時間はいただきますが、査定そのものはお受けできますのでご安心ください。
「鑑定書が入っていた小さな封筒だけが残っている」というご相談もよくいただきますが、発行したところの名前がわかれば、再発行を検討できる場合もあります。
まずは探すところから始めていただくと、選べる道が増えます。書類の見方や再発行の進め方は、鑑定書の見方と再発行の進め方でお伝えしていますので、あわせてご覧ください。
傷や変色があっても買取してもらえますか

はい、傷や変色があっても、石が緩んでいても買取のご相談をお受けできます。「こんな状態で持っていったら、迷惑ではないかしら」——そう気にされる方は多いのですが、ご心配は要りません。状態は金額に影響しますが、石と台座の価値がなくなるわけではありません。よくあるご相談を並べてみます。
| 気になっている状態 | 実際のところ |
|---|---|
| 台座に細かい傷がついている | 溶かして生まれ変わるため、ほとんど影響しません |
| 台座が黒ずんでいる | 汚れであることが多く、素材を確かめれば大丈夫です |
| 石が緩んでいる・爪が曲がっている | 石の値段は変わりません。直す手間の分だけ調整が入ります |
| 石が外れて1粒だけ残っている | 石だけでも見られます |
| サイズ直しをしてある | 重さに反映して計算します |
| 箱も保証書も鑑定書もない | ブランド品では5〜15%ほどの差が出ることがあります |
ひとつだけお願いがあります。査定の前に、ご自身で手を加えないでください。研磨剤で磨く、薬品につける、枠から石を外そうとする——こうしたことは、かえって金額を下げてしまう場合があります。やわらかい布で軽く拭う程度にとどめて、そのままお持ちいただくのが確実です。
なお、拝見した結果、人工的に作られた合成ダイヤモンドだったり、ダイヤモンドではない別の石だったりすることもあります。その場合ももちろん査定いたしますが、天然のダイヤモンドとは別の基準でのご案内になります。
石そのものに値段がつかないケースもありますが、指輪の台座が金やプラチナであれば、そちらには変わらず値段がつくため、安心してお持ちください。
買取をお見送りするのは、身分証をご提示いただけない場合や、未成年の方からのお申し込みなどです。古物営業法で定められているためです。ご来店が難しい場合は、宅配でのお申し込みも承っています。
よくある質問
ダイヤモンドの査定で、よくいただくご質問を3つまとめました。お手元の品に当てはまるものがあれば、参考になさってください。
Q. 査定だけお願いして、断ってもいいのでしょうか
A.はい、金額をお聞きになったうえでお断りいただけます。
査定は、お手持ちの品が今どのくらいになるのかを確かめる手続きです。売ると決めてからでないと受けられないものではありません。金額をお持ち帰りになって、ご家族と相談してから決めていただいても構いません。
Q. 何カラットあるのかもわからないのですが、大丈夫でしょうか
A.はい、わからないままで大丈夫です。
指輪の内側に「0.30」のような数字があれば、それが石の重さを表していることが多くあります。刻印がない場合も、寸法から重さを割り出す方法がありますのでご安心ください。前の表のとおり0.3カラットと1カラットでは金額の桁が変わりますので、まずは重さをはっきりさせるところから始めます。
Q. 指輪から石を外してから持っていったほうがいいですか
A.いいえ、指輪のままお持ちください。
ご自身で外そうとすると、石を傷つけたり爪を折ってしまったりするおそれがあります。台座にも値段がつきますので、外さないほうがまとめて確認できます。枠に留まったままでも、側面や裏側から見る方法がありますのでご心配なく。
まとめ|ダイヤモンド買取は、まず目安を知るところから
ダイヤモンド買取の金額は、石と台座とブランドを合わせたものです。石だけ、あるいは台座だけを見る査定では、その分が金額に入ってきません。
確認していただきたいことは1つだけです。4Cに加えて、形と光り方まで見たうえで金額を説明してもらえるかどうか。ここさえ押さえておけば、提示された金額が何に基づいているのかをご自身で判断できます。
「売るかどうかは、まだ決めていなくて」——それで大丈夫です。まずは価値の目安を確認するだけで構いません。長く手元にあった指輪であれば、なおさら急いで決める場面ではないはずです。目安がわかっていれば、手放すか残すかを落ち着いて考えられます。
「おもいお」は、宝石・貴金属・ブランド品の査定に対応する買取専門店です。GIA G.G.(米国宝石学会認定鑑定士)が在籍し、記事の内容を監修しています。台座の重さだけでなく、ダイヤモンドの4Cと形・光り方まで見たうえで金額をお伝えします。
店頭のほか、LINE査定・宅配査定にも対応していますので、売ると決める前に目安だけを確かめることもできます。お預かりしている品目はダイヤモンド買取で拝見しているものにまとめています。


