- 2026/09/30
10月1日は「終活を考える日」|ジュエリーの整理で先に残したいのは、査定では分からない「いつ・どこで・誰から」
10月1日は「終活を考える日」です。終活を考えるきっかけづくりを目的に制定された記念日で、制定者は10月を、家族や友人と相談する「終活月間」と位置づけています。
ジュエリーの整理は、あとに回されがちです。ただ、ジュエリーには「急がなくてよいこと」と「先に手を付けたほうがよいこと」があります。素材や石の種類、状態は、何年たっても実物を見れば確認できます。一方で、その指輪をいつ、どこで、誰から受け取ったのかは、持ち主本人が残さない限り、家族には伝わりません。
この記事では、ジュエリーの情報を「あとからでも分かること」と「いまの持ち主しか知らないこと」に分けて整理し、先に書き添えておきたい5つのことをまとめます。あわせて、おもいおが10月1日から実施する「実家の資産整理応援キャンペーン」の内容を紹介します。
この記事のポイント
・素材・石の種類・状態は、実物が残っていればあとからでも査定で確認できる
・いつ・どこで・誰から受け取ったかは、持ち主本人が残さないと二度と分からなくなる
・だから先に書き添えるのは「来歴」。5つの項目のうち2と3から。10月1日から「実家の資産整理応援キャンペーン」を実施
目次
10月1日「終活を考える日」とは
「終活を考える日」は、社会福祉法人聖隷福祉事業団が運営する介護付有料老人ホーム「松山エデンの園」(愛媛県松山市)が申請し、2023年に一般社団法人日本記念日協会に認定された記念日です。「10月」を「しゅうかつ」と読む語呂合わせから、10月1日とされました。
制定者は、終活に困っている人や、何から手を付けてよいか分からない人が始めるきっかけの日にしてほしいとしています。10月を終活月間として、家族や友人・知人と相談できるようにしたい、という趣旨です。
出典:社会福祉法人 聖隷福祉事業団 プレスリリース(2023年9月30日・PR TIMES)
ジュエリーの整理で手が止まるのは、2種類の情報が混ざっているから
引き出しやジュエリーボックスを開けて、「これは何の石だろう」「母のものだったけれど、価値があるのかな」と思ったまま、手が止まることがあります。
このとき、頭の中では2種類の疑問が混ざっています。ひとつは「これは何か」。もうひとつは「これはどういう品か」です。
前者は、あとからでも答えが出ます。素材も、石の種類も、状態も、実物が残っていれば何年後でも査定で確認できます。急いで調べなくても失われません。
一方で後者は、持ち主がいなくなると答えが出せなくなります。誰から受け取ったのか、どんな場面の品だったのか、どこで買ったものなのか。これらは実物のどこにも書かれていません。
整理でつまずくのは、この2つを同時に片付けようとするからです。先に手を付けるのは、時間がたつと取り戻せなくなるほう、つまり「どういう品か」のほうです。
実物を見れば分かること、持ち主本人しか知らないこと
2種類の情報を、もう少し具体的に分けてみます。
実物を見れば分かること(あとからでも確認できる)
貴金属の素材と重量、宝石の種類と状態、ブランド、製品としてのデザインや状態、付属品の有無は、実物を確認すれば分かります。
金やプラチナには、内側や留め具の近くに「K18」「Pt900」といった品位の刻印があることが多いですが、刻印が読めなくても、査定では素材を確認できます。鑑定書や鑑別書、箱や保証書がなくても、また傷や経年があっても、現物をもとに査定できます。片方だけのイヤリングや、チェーンが切れたネックレスも、査定の対象です。
つまり、ここは慌てて調べなくても構いません。持ち主がいなくなったあとでも、実物さえ残っていれば確認できます。
持ち主本人しか知らないこと(いま聞かないと分からない)
一方で、いつ、どこで手に入れたのか、誰から、どんな経緯で譲り受けたのかは、実物からは分かりません。宝石の産地や処理の有無も、実物だけでは断定できない場合があり、鑑別書などが残っていれば判断材料が増えます。
「祖母が結婚のときに持ってきた指輪」「父が海外出張で買ってきたネックレス」といった情報は、本人が残さない限り、家族には伝わりません。ご家族が後から調べても出てこないのは、石の種類ではなく、こちらのほうです。
先に残したいのは「来歴」|書き添えておきたい5つのこと
おもいおでは、ジュエリーを整理するときに、次の5つを一言ずつ書き添えておくことをおすすめしています。ノートでも、付箋でも、スマートフォンのメモでも構いません。
- 何の品か:指輪・ネックレスなどの品目と、読める範囲の刻印。石の名前が分からなければ「赤い石の指輪」で十分です
- いつ、どこで手に入れたか:年代の見当と、購入した店や場所。おおよそで構いません
- 誰から、どんな経緯で受け取ったか:自分で買ったのか、譲り受けたのか。譲り受けたなら誰から、どんな場面で
- 付属品の保管場所:鑑定書・鑑別書・保証書・箱・購入時の明細がどこにあるか
- どうしたいか:残したいか、誰かに譲りたいか、手放してよいか。「まだ決めていない」でも構いません
5つのうち、先に埋めてほしいのは2と3です。この2つだけが、本人がいなくなると、どれだけ調べても分からなくなる情報だからです。1と4は品物と書類が残っていれば後から追えますし、5は決まっていなくても構いません。
すべて埋める必要はありません。全部を一度に終わらせようとすると、たいてい途中で止まります。まずは目についた数点について、2と3を一行ずつ書くところからで十分です。
価値の目安は、あとからでも確認できます
書き残す作業とは反対に、価値の目安のほうは急ぎません。実物が残っていれば、必要になったときに確認できます。
とはいえ、本人が元気なうちに一度目安を知っておくと、5つ目の「どうしたいか」を決めやすくなり、家族との話も具体的になります。
おもいおでは、手放すか迷っている段階からの相談を受け付けています。概算だけを知りたい場合は、LINE査定で写真をもとに案内しています。正式な査定額は、現物を確認したうえでお伝えします。
査定料・キャンセル料はかからず、査定額に納得できない場合は断ることができます。価値を知る目的で査定に出し、そのまま手元に残す選択もできます。
「実家の資産整理応援キャンペーン」について
こうした整理の後押しとして、おもいおでは10月1日から「実家の資産整理応援キャンペーン」を実施します。
- 期間:2026年10月1日(木)〜10月7日(水)
- 対象:宝石の付いた指輪・ネックレス・イヤリング・ブローチなどのジュエリー。宝石の付いていない金・プラチナ製品など、貴金属のみのアイテムは対象外です
- 内容:対象のジュエリーをまとめて査定に出すと、点数に応じて買取金額をアップします。5点で5%、10点で10%、20点以上で20%を上限とします
- 利用方法:店頭買取(銀座本店・築地店・心斎橋店)、宅配買取、出張買取のいずれでも利用できます
まとめ
10月1日の「終活を考える日」は、制定者が「家族や友人と相談するきっかけに」と位置づけている記念日です。
ジュエリーの整理では、素材や石の種類を先に調べる必要はありません。それは実物が残っていれば、いつでも査定で確認できます。先に残しておきたいのは、いつ・どこで・誰から受け取ったのかという、持ち主本人しか知らない情報のほうです。
まずは数点でも構いません。品物のそばに一行書き添えておくことが、家族が後で困らないための整理になります。
価値の目安は、手放すか迷っている段階から相談できます。売るかどうかは、その後で構いません。



