- 2026/01/17
【プロが回答】翡翠(ヒスイ)にひび割れがあっても売れる?傷や欠けがあっても買取できる理由
「大切にしていた翡翠(ヒスイ)の指輪をぶつけて、ひびが入ってしまった…」
「遺品整理で出てきた翡翠の帯留め、よく見ると端が欠けている…」
そんな状態の翡翠を見て、「もう価値がないのでは」と諦めていませんか。実際に、傷付いた宝石は値段がつかないと思い込んで、処分してしまう方も少なくありません。
しかし翡翠は、ダイヤモンドなど他の宝石とは評価の考え方が異なり、ひび割れや欠けがあっても買取できるケースが多くあるのです。
特に、50年以上前の古い翡翠や、祖母から譲り受けた古い指輪などは、石そのものの価値が高いケースが多く、たとえ傷があっても思わぬ高値がつく可能性もあります。
この記事では、宝石買取専門店「おもいお」の視点から、なぜ状態が悪く見える翡翠でも価値が残るのか、その理由と査定のポイントについてわかりやすく解説します。
マイナス査定を最小限に抑えて高く売るためのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
《この記事を監修する『おもいお』について》
本記事は、傷や欠けのある宝石買取にも強い《おもいお》が監修しています。
✅ GIA-GG(米国宝石学会)認定鑑定士が在籍
✅ 「石目(天然の筋)」と「ひび割れ」を正確に見極める鑑定力
✅ 海外販路やリカット技術があるため「訳あり翡翠」も高価買取
✅ LINE・宅配・出張など選べる無料査定
✅ Googleクチコミ★4.8以上(5年連続高評価)
【この記事でわかること】
- ひび割れ・欠けのある翡翠が「売れる理由」
- プロが教える「石目」と「クラック」の簡単な見分け方
- 買取可能なダメージの状態(カサつき、割れなど)
- 査定額を下げないために「やってはいけない」NG行動
目次
ひび割れ・傷のある翡翠でも「売れる」理由

「大切にしていた翡翠にひびが入った」「もう値段がつかないかも」と諦める前に知っておきたいのが、翡翠はひび割れや傷があっても買取できるケースが多いということです。
翡翠は独自の特性があり、査定ではダメージの深刻度だけでなく、色や透明度など石そのものの質も含めて総合的に評価されます。まずは、「なぜ傷があっても市場価値が残るのか」、その3つの根拠についてみていきましょう。
- 翡翠(ジェダイト)そのものに資産価値がある
- 「リカット(再研磨)」で蘇る可能性がある
- アジア圏での圧倒的な需要がある
翡翠(ジェダイト)そのものに資産価値がある
まず知っておきたいのは、本物の翡翠とされる「ジェダイト(硬玉)」は、近年世界的に産出量が減少しており、年々希少性が高まっている宝石だという点です。
ブランドバッグや時計は、状態が大きく損なわれると価値がなくなることもありますが、翡翠は考え方がまったく異なります。形が崩れていても、「翡翠という鉱物そのもの」に資産価値があるためです。
なお、ジェダイトの特徴や価値については、「ジェダイトとネフライトの違い」で詳しく解説しています。
「リカット(再研磨)」で蘇る可能性がある
傷や欠けのある翡翠をわたしたちプロが買取できる最大の理由が、この「リカット(再研磨)」という技術です。大きな傷や欠けがあっても、そのダメージ部分を削り直して形を整えることで、サイズは小さくなりますが「傷のない美しい翡翠」として再生できます。
プロの鑑定士は、現在の傷の状態ではなく、「再加工後にどんな価値を生むか」という未来の価値を見越した査定をおこなうため、現状がボロボロでも買取可能になるのです。
また、指輪として使えなくなった石をネックレスのトップに加工したり、割れてしまった置物の破片を帯留めやピアスに仕立て直すこともできます。
なお、翡翠のネックレスや指輪をお持ちの方は、「翡翠のネックレスや指輪の買取相場」もあわせてご覧ください。
アジア圏での圧倒的な需要がある
翡翠は日本国内だけでなく、世界、特に中国や台湾などのアジア圏で非常に高い需要があります。中華圏では、翡翠は装飾品に留まらず、「お守り」や「資産」としての意味合いを持ち、しばしば金以上に価値があると考えられることもあるのです。
この市場には最高級品だけでなく、「多少傷があっても本物の翡翠を持ちたい」という層や、修理・加工用の素材として求める需要も多く存在します。
アジア圏で需要の高い翡翠の置物・香炉・彫刻などの骨董品については、「翡翠の置物・香炉・彫刻(骨董品)の買取について」で詳しく解説しています。
翡翠の「ひび割れ」の種類とは?見分け方のコツ

翡翠をよく見ると、表面や内部に細い線や筋のようなものが見えることがあります。これを見て「ひび割れている=価値がない」と判断してしまう方は少なくありません。しかし、実際には「線が見える=すべて致命的なひび割れ」というわけではないのです。
翡翠のひび割れには、主に以下の2つの種類があります。
- 【石目】天然由来のひび
- 【クラック】後天的にできたひび割れ・割れ
査定では、その線が天然由来のものなのか、後から生じたダメージなのかを見極めることが重要になります。プロの視点から、石目とクラックの簡単な見分け方もご紹介しますので、それぞれ詳しくみていきましょう。
【石目】天然由来のひび
翡翠の中に見られる細い線の多くは、後から割れたものではなく、生成過程で自然に生じた「石目(内包クラック)」です。これは翡翠が地中で軟億年もの時間をかけて形成される際、地殻変動などの強い圧力や環境の変化によって生まれた、結晶の継ぎ目や成長線にあたります。
このような石目は、いわば翡翠が持つ生まれつきの模様であり、人間でいう「指紋」のような個性の1つです。そのため、内包が見られること自体は、天然翡翠である証拠の1つと捉えられることもあります。
【クラック】後天的にできたひび割れ・割れ
落下や強い衝撃によって生じたひび割れは、後天的なダメージとして扱われます。この場合、査定ではひびの位置・深さ・広がり方が重要な判断材料になるでしょう。
縁や角に限定された浅いひびであれば、リカットや再加工を前提に評価できることもあります。しかし、石の中心部まで達する深い割れや、強度に影響する亀裂がある場合は、査定額に影響が出やすくなるでしょう。
【プロが教える】石目とクラックの簡単な見分け方
「自分の翡翠にある線はどっち?」と気になる人に向けて、簡単に見分けられる比較表を作成しました。ただし、あくまでも簡易的な方法なので、確実な判断はプロにお任せください。
| チェック方法 | 石目の可能性が高い | クラックの可能性が高い |
|---|---|---|
| 爪でなぞる | 引っかかりが少なく滑らか | 爪がカチッと引っかかる |
| 光を当てる | 光が内部まで浸透する | 線を境に光が遮断される、反射する |
| ひびの場所を見る | 石の内部に筋のように見える | 石の表面から内部に向かっている |
買取可能な「ひび割れ・欠け」の状態とは?

「翡翠がひび割れる原理や種類は分かったけど、私のこの翡翠は売れるの?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。ここからは、具体的な症状別に、買取の可否と査定のポイントを解説します。
- 表面のカサつき・摩耗
- 内部のひび(石目)
- 完全に割れてしまった・欠けた場合
重要なのは、「どのような状態なのか」によって、対処法(再生方法)が変わるということです。詳しくみていきましょう。
表面のカサつき・摩耗
長年身につけていた翡翠や、古いタンスから出てきた翡翠によく見られるのが、表面が白っぽく濁っていたり、艶が失われてカサカサしている状態です。一見すると石そのものが劣化してしまったように見えますが、多くの場合は以下の原因がほとんどでしょう。
- 翡翠の表面についた微細な生活傷
- 表面処理の経年劣化(加工時に施されたワックスや樹脂含浸)
このような状態は、表面についた微細な生活傷や、加工時に施されたワックス・樹脂含浸が経年劣化しているケースが多いです。一見すると石が死んでしまったように見えますが、実は劣化しているのは「表面の薄い一層だけ」ということはよくあります。
内部のひび(石目)
翡翠の査定で最も重要であり、同時に一般の方には判断が難しいのが、内部に見える「筋」の正体です。「天然由来の石目(成長線)」なのか、後天的な「クラック(ひび)」なのかで評価が分かれます。
石目の場合、表面を触ってもツルツルしており、耐久性に問題はありません。これは石の「個性」として扱われるため、基本的に減額対象にはならない傾向があります。
一方で、クラックの場合は表面から内部に向かって亀裂が入っている状態です。場所によっては耐久性に影響しますが、浅いものであれば表面を整えるだけで済むため、買取は十分に可能だといえます。
完全に割れてしまった・欠けた場合

翡翠は、「バングルを落として真っ二つに割れてしまった」「置物の角が欠けてしまった」という、物理的な破損がある状態でも買取できるケースがあります。アクセサリーとしては使えませんが、「リカット(再加工)」ができる宝石であるため、素材としては現役です。
この場合、割れてしまった破片の中から無事な部分を取り出し、別のジュエリーへ生まれ変わらせることを前提に評価します。
- 割れたバングル→無事な部分を「ペンダントトップ」や「帯留め」へ
- 欠けた置物→小さなピアスやリング用の「ルース(裸石)」へ
特に、色が濃く透明度の高い「ろうかん」質の翡翠であれば、たとえ欠片のような状態になっても、素材として非常に高い価値がつきます。
翡翠の最高ランクである「ろうかん」については、「ろうかん(インペリアルジェード)について」もご覧ください。
【注意】ひび割れ翡翠にやってはいけない査定準備

翡翠にひび割れや欠けが見つかると、「少しでもきれいにしてから持ち込んだほうがいいのでは」と考える方もいるでしょう。しかし、良かれと思っておこなった処置が、かえって査定額を下げてしまうケースは少なくありません。
ここでは、買取専門店の立場から、査定前に絶対に避けてほしいNG行動を2つご紹介します。
- 接着剤の自己補修は絶対NG!
- 無理に磨こうとしない
接着剤での自己補修は絶対NG!
割れてしまった翡翠を見て、市販の接着剤でくっつけようとするのは、最も避けていただきたい行動の1つです。接着剤の成分は翡翠の内部に染み込んでしまうことがあり、後から完全に取り除くことが難しくなってしまいます。
また、剥離作業が必要になるとその工賃がかかり、本来つくはずだった査定額が下がってしまいかねません。割れたままの状態であっても、翡翠は素材として評価できます。補修はせず、必ずそのままの状態でお持ち込みください。
無理に磨こうとしない
表面のくすみや傷が気になり、サンドペーパーや研磨剤などで磨こうとする方もいらっしゃいますが、これもおすすめできません。
翡翠は硬度が高い一方で、削り方を誤ると形が崩れたり、角が丸くなったりします。一度失われた形や厚みは元に戻せず、結果的に再加工の選択肢が狭まり、査定にも影響が出てしまうでしょう。
プロは石の状態を見極めたうえで、最小限の研磨や再加工をおこないます。手を加えず、現状のまま査定に出すことが、結果的に高評価につながる近道です。
ひび割れ・傷のある翡翠の売却なら「おもいお」へ

ひび割れや傷がある翡翠は、買取店によって評価が大きく分かれます。状態だけを見て判断され、「これは難しいですね」と断られてしまうケースも少なくありません。
おもいおが選ばれている理由は、翡翠を「状態」ではなく「本質的な価値」で評価する体制が整っているからです。
- 宝石専門の鑑定士が在籍
- 海外への再販ルートとメンテナンス体制
ここからは、買取専門店「おもいお」の強みをご紹介していきます。
宝石専門の鑑定士が在籍
翡翠は、ダイヤモンドのように数値化された基準だけでは判断できない、非常に鑑定が難しい宝石です。内部に見える線が天然由来の「石目」なのか、それとも後天的な傷なのかを見極めるには、専門知識と実務経験が欠かせません。
おもいおには、宝石を専門に扱ってきた鑑定士が在籍しており、翡翠特有の構造や評価ポイントを踏まえた査定が可能です。見た目だけで判断せず、色・透明感・石質・将来的な加工価値まで含めて、一点ずつていねいに評価します。
海外への再販ルートとメンテナンス体制
おもいおでは、日本国内だけでなく、翡翠需要の高い海外市場への再販ルートを確保しています。そのため、国内市場では敬遠されがちな「ひび割れがある」「欠けている」といった状態の翡翠でも、再加工や素材需要を前提とした査定が可能です。
また、リカットや仕上げ直しといったメンテナンスを見据えた評価をおこなうため、他店では買取不可とされた翡翠にしっかりとお値段をお付けできるケースもあります。
おもいおでは、ひび割れ翡翠も1点ずつ丁寧に査定します

「ひび割れている」「欠けている」「価値があるか分からない」
そんな状態の翡翠こそ、自己判断せず専門店に相談することが大切です。
おもいおでは、状態の良し悪しだけで判断せず、翡翠本来の価値や再生の可能性まで含めて査定をおこなっています。おもいおの査定は、初めての方でも分かりやすく、手間がかかりません。
✅LINE査定:写真を送るだけで概算査定
✅店頭査定:その場で1点ずつていねいにご説明
✅相談のみ:売却を迷っている段階でもOK
いずれも査定料・相談料はかかりません。「とりあえず値段だけ知りたい」「他店で断られたけど、念のために聞いてみたい」といったご相談も大歓迎です。無理な売却のご案内はせず、査定結果を聞いたうえで、売る・売らないはご自身で判断していただけます。
\ 写真を送るだけで目安がわかる /


