- 2026/05/12
アクアマリンの査定額はどう決まる|宝石+貴金属+ブランドの3層構造で最大20万円差
アクアマリンを査定に出すとき、いくらと言われるのか・どんな根拠で計算されるのか気になる方は少なくありません。査定額は宝石・貴金属・ブランドの3つの要素を足し算して決まり、同じK18リングでも10.5万円から30.5万円まで——最大20万円の差が生まれます。
この記事では3要素それぞれの評価軸、3パターンの具体的な計算例、業態によって反映される範囲が異なるしくみまでお伝えします。
3行でわかる結論
・アクアマリンの査定額は「①宝石+②貴金属+③ブランド」の3要素を足し算するシンプルな構造です
・通常品のK18リング10.5万円が、サンタマリア・非加熱・ティファニーになると30.5万円——同じカテゴリーで最大20万円差
・3要素のうち②貴金属は誰でも測れますが、①宝石と③ブランドは専門設備のある店舗かどうかで反映されるかが変わります
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この記事を監修する「おもいお」について
✅ GIA G.G.(米国宝石学会認定鑑定士)が在籍
✅ 宝石単体・貴金属・ブランドの3要素をすべて評価
✅ 査定料・手数料はすべて無料
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目次
1. 査定額を決める「3つの要素」とは

アクアマリンのジュエリーは、宝石・貴金属・ブランドの3つの要素がそれぞれ独立して評価され、合算された金額が査定額として提示されます。3要素は別々の評価軸を持つため、計算はシンプルな足し算で成り立ちます。
3要素の評価対象
| 要素 | 評価する内容 | 評価する人 |
|---|---|---|
| ①宝石(アクアマリン本体) | 色・透明度・カラット・処理の有無 | 宝石専門鑑定士(GIA G.G.など) |
| ②貴金属(台座の金属) | 素材×重量×当日のグラム単価 | 貴金属取扱業者全般 |
| ③ブランド | ブランドプレミアム・デザイン性 | ブランドジュエリー取扱実績のある専門店 |
合計査定額 = ①宝石 + ②貴金属 + ③ブランド
このシンプルな数式が、すべての査定の出発点です。どの要素を見落とすかで合計が変わるため、3要素すべてを評価できる店舗かどうかが査定額の差を生む要因になります。
2.【①宝石】色・透明度・カラット・処理で1,000円〜50万円超

アクアマリン本体の評価は、色・透明度・カラット・処理の有無の4軸で行われます。このうち色グレードが価値の大半を決め、サンタマリア級は通常品の3〜10倍まで評価が跳ね上がります。
4つの評価軸
- 色:淡色〜サンタマリアの4段階。価値への影響が最大
- 透明度:内包物(インクルージョン)の量と位置。少ないほど高評価
- カラット:1ctあたり単価が大きさで上昇するが、色が伴わないと伸びにくい
- 処理の有無:非加熱(ノーヒート)は加熱処理済みより1.2〜1.5倍の評価
宝石単体の価格は、1ct中色で8,000〜15,000円、3ctサンタマリアで80,000〜300,000円、5ctサンタマリアでは500,000円に到達するケースもあります。色グレードの詳しい判定基準はサンタマリア・アクアマリンとは|通常品の3〜10倍の価格差と判定のしくみでお伝えしています。
3.【②貴金属】K18なら約19,000円/g|素材×重量×単価で計算

貴金属は素材ごとのグラム単価×重量で計算され、宝石やブランドと違って数式で正確に算出できます。K18なら1gあたり約19,000円、5gのリングであれば約95,000円が貴金属部分の価値です。
主要素材別のグラム単価(2026年5月時点)
| 素材 | グラム単価 | 5gリングの目安 |
|---|---|---|
| K18 | 約19,000円 | 約95,000円 |
| K14 | 約14,500円 | 約72,500円 |
| Pt900 | 約10,000円 | 約50,000円 |
| Pt850 | 約9,500円 | 約47,500円 |
| SV925 | 約400円 | 約2,000円 |
グラム単価は日々変動するため、「今日の査定額は明日と違う」状況です。金相場は2026年現在、過去最高水準で推移しており、5年前と比べてK18は約3倍に上昇しています。詳細はアクアマリンのK18やプラチナの台座はいくら|貴金属最大19万円・相場変動で最大7万円差でお伝えしています。
4.【③ブランド】ティファニーなどで1.5〜3倍の上乗せ

ブランドプレミアムは、ノーブランド品を基準(1倍)として、ブランド別に1.5〜3倍の上乗せがつきます。ティファニーやミキモトなど国際的に認知されているブランドほど倍率が高く、付属品(箱・保証書・鑑別書)の有無でさらに+5〜15%変動します。
主要ブランドのプレミアム倍率目安
| ブランド | プレミアム倍率 | 備考 |
|---|---|---|
| ティファニー | 2〜3倍 | 国際的な認知度。デザイン性も評価 |
| ミキモト | 1.8〜2.5倍 | 日本国内で安定した需要 |
| カルティエ | 2〜3倍 | ハイブランドとして高評価 |
| その他国内ブランド | 1.2〜1.8倍 | ブランドによる差あり |
| ノーブランド | 1倍 | 基準値 |
ブランドプレミアムを反映するには、ブランドジュエリー取扱実績のある店舗での査定が必要です。一般店ではブランド評価をしないケースがあり、せっかくのプレミアムが反映されない構造があります。ブランド別の詳しい目安はティファニーなどのアクアマリンは最大3倍の上乗せ|ブランド別目安とメレダイヤで最大9万円でお伝えしています。
5. 具体的に計算してみる|3パターンの査定額

3要素を組み合わせると、同じ「K18リングにアクアマリン1ct」というカテゴリーで査定額が大きく変わります。3つの代表的なパターンで計算してみます。
パターンA|通常品・ノーブランド
- 宝石:1ct中色(加熱済み)→ 約10,000円
- 貴金属:K18 5g × 約19,000円 → 約95,000円
- ブランド:なし → 0円
- 合計:約105,000円
パターンB|濃色・非加熱・ノーブランド
- 宝石:1ct濃色・非加熱 → 約30,000円×1.5倍 ≒ 約45,000円
- 貴金属:K18 5g × 約19,000円 → 約95,000円
- ブランド:なし → 0円
- 付属品(鑑別書・箱)あり:+10%上乗せ
- 合計:約155,000円
パターンC|サンタマリア・非加熱・ティファニー
- 宝石:1ctサンタマリア・非加熱 → 約80,000円×1.5倍 ≒ 約120,000円
- 貴金属:K18 5g × 約19,000円 → 約95,000円
- ブランド:ティファニープレミアム → 約90,000円
- 合計:約305,000円
同じカテゴリーのジュエリーでも、宝石グレード・処理・ブランドの組み合わせで10.5万円から30.5万円まで——約2.9倍の差が生まれる構造です。判断材料として、自分の石がどのパターンに近いかを把握しておくと、査定の場で説明が理解しやすくなります。
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6. 3要素の中で「宝石」が合計を最も左右する
3要素のうち、宝石が合計額の振れ幅を最も大きく決めます。貴金属とブランドはある程度の上限がある一方で、宝石は色グレードと処理の組み合わせで何十倍にも広がるためです。
先ほどの3パターンを要素別に見ると
| 要素 | パターンA | パターンB | パターンC | 振れ幅 |
|---|---|---|---|---|
| 宝石 | 10,000円 | 45,000円 | 120,000円 | 12倍 |
| 貴金属 | 95,000円 | 95,000円 | 95,000円 | 1倍(固定) |
| ブランド | 0円 | 0円 | 90,000円 | ノーブランド比∞ |
貴金属部分は5gのK18という前提で固定値ですが、宝石は10,000円から120,000円までの12倍に広がります。つまり「宝石の評価を正しく反映できるか」が、3要素の中で合計を左右する最大のポイントです。
7. 業態によって反映される評価範囲が違う

同じジュエリーを持ち込んでも、業態によって反映される評価範囲が異なります。3要素のうち何層を評価できるかが業態ごとに違うためです。
業態別の評価範囲
| 業態 | ①宝石 | ②貴金属 | ③ブランド | パターンCの査定 |
|---|---|---|---|---|
| 宝石専門店 | 対応 | 対応 | 対応 | 約305,000円 |
| 質屋 | 対象外 | 対応 | 対象外 | 約95,000円(貴金属のみ) |
| リサイクル店 | 限定的 | 対応 | 限定的 | 約130,000円前後 |
パターンC(サンタマリア・非加熱・ティファニー)の場合、専門店と質屋の間で約21万円の差が生まれます。これは「評価する側のスキル・設備の差」が査定額に直接反映される構造です。業態別の詳しい違いはアクアマリン買取で最大21万円差|売却先ごとの評価範囲と失敗しない選び方でお伝えしています。
8. まとめ|3層構造を把握すれば査定額のしくみが見える
アクアマリンの査定額のしくみをもう一度整理します。
- 査定額は「①宝石+②貴金属+③ブランド」のシンプルな足し算
- 宝石は色・透明度・カラット・処理の4軸で1,000円〜50万円超の幅
- 貴金属は素材×重量×単価。K18 5gで約95,000円
- ブランドはノーブランド比で1.5〜3倍の上乗せ
- 同じK18リングでも、3要素の組み合わせで10.5万円〜30.5万円の差が生まれる
- 3要素のうち宝石が合計の振れ幅を最も大きく決める(12倍に広がる)
- 業態によって反映される範囲が異なり、専門店と質屋の差は約21万円になるケースがある
3要素のしくみを把握しておけば、査定の場で「なぜこの金額になるのか」が理解しやすくなります。判断材料として、まずはLINEで写真を送るだけでもおおよその目安がわかります。「まずは査定だけ」というご相談も、もちろん大歓迎です。


