- 2026/10/05
「なんでも鑑定団」のアレキサンドライト指輪2点|昔100万円で買った宝石、今の価値は購入価格で分かる?
テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」で、40年ほど前に1点100万円ずつで買ったアレキサンドライトの指輪2点が鑑定されました。結果は、一方が天然石、もう一方が工場で作られた合成石。同じ値段で買った2点で、中身が分かれていました。
昔それなりの値段で買った宝石の指輪や、親から受け継いだ指輪が手元にある方は、「高かったのだから、きっと天然だろう」と考えているかもしれません。この記事では、番組の鑑定結果を例に、購入時の値段から分かること・分からないことと、売る前に確認しておきたいことを整理します。
目次
「なんでも鑑定団」に登場したアレキサンドライトの指輪2点
番組公式サイトによると、依頼人は40年ほど前、立ち寄った洋品店で勧められたアレキサンドライトの指輪を100万円で購入しました。その後、別の店でもう1点を、同じく100万円で購入しています。本人評価額は購入金額と同じ200万円でした。
鑑定額は、2点合わせて180万円。番組の鑑定士の総評は次のような内容でした。
- 複数の石がセットされた方が天然石。個々の石は小さいが、色の変わり方が見事で透明度も高い
- もう一方は工場で作られた合成石。不純物が少ないため、紫外線を当てると赤く光る
- この合成石が天然のアレキサンドライトであれば、2000万円の評価ができる
1点ごとの評価額の内訳は公表されていません。この回は2026年6月16日に放送され、10月4日に再放送されました。
購入価格が同じでも、今の評価が同じとは限らない
この鑑定結果で注目したいのは、買ったときの値段が同じだったのに、評価を分けたのは石の中身だったという点です。
アレキサンドライトは、日光の下では緑系、白熱灯の下では赤系へと、光源によって色の見え方が変わる宝石です。GIA(米国の宝石学研究・教育機関)は、色の変わり方がはっきりしていて色が鮮やかなもの、透明度が高いものほど評価が上がり、大きく品質の高い石ほど価格が大きく上がるとしています。一方で、合成のカラーストーンは、天然と同じカラット単価にはならないとされています。
つまり、今の評価は「その石が天然か合成か」「色の変わり方や透明度、大きさはどうか」で決まります。購入時の値段は、その石が天然かどうかを示すものではありません。
40年前に買った宝石でも、合成のことはある
「昔の宝石なら天然のはず」と考える方もいるかもしれません。しかしGIAが紹介している例では、色がはっきり変わる合成アレキサンドライトが1970年代にはすでに製造されていました。40年ほど前の時点で、色の変わる合成石はすでに作られていたことになります。
購入した時期が古いことも、購入時の値段が高かったことも、それだけで天然の根拠にはなりません。
ただし、番組の結果を見て「手元の宝石も合成かもしれない」と不安になる必要はありません。番組の2点は、専門家が現物を確認して結果を出したものです。手元の宝石も、現物を確認することで判断材料が増えます。
売る前に確認しておきたいこと
購入時の値段の代わりに、手がかりになるのは手元に残っている書類です。
鑑別書があれば、一緒に持っていく
鑑別書には、石の種類や天然かどうかについての鑑別機関の結果が記載されています。査定のときに一緒に出すと、確認がスムーズです。
保証書や購入時の書類も、あれば一緒に
保証書や購入時の書類が残っていれば、指輪と一緒に持っていきましょう。
見つからなければ、そのままでよい
書類が見つからなくても査定はできます。箱や保証書がない指輪も、そのまま持っていって構いません。番組では合成石が紫外線で赤く光ることが紹介されましたが、持ち主が自分で光を当てて天然か合成かを判断する必要はありません。
査定では何を確認するのか
おもいおの査定では、アレキサンドライトのような宝石の指輪について、宝石の種類・品質・状態と、台に使われている貴金属の素材・重量を確認します。ブランドや、製品としてのデザイン・状態・付属品も、品物によって確認する要素になります。
石が合成と分かった場合でも、台が貴金属であれば、その素材と重量も査定の対象です。古い指輪や、傷・汚れのある指輪も査定できます。
店頭買取は完全個室ブースで行うので、周りの目を気にせず相談できます。査定料・キャンセル料はかかりません。査定額に納得できなければ、売却を断ることもできます。
アレキサンドライトの指輪のよくある質問
Q. 鑑別書がないアレキサンドライトの指輪でも、査定してもらえますか?
はい。鑑別書や保証書などの付属品がなくても査定できます。宝石と台の貴金属を確認して査定額をお伝えします。
Q. 合成石だった場合、指輪に値段はつきませんか?
石の評価は天然と同じにはなりませんが、台が貴金属であれば、その素材と重量も査定の対象です。合成か天然か分からないまま持ち込んで構いません。
Q. LINEに写真を送れば、天然か合成か分かりますか?
写真から案内できるのは概算です。正式な査定額は、現物を確認したうえでお伝えします。写真を送るときは、全体が分かるもの、別の角度から撮ったもの、刻印の部分、付属品があればその写真を添えると、相談しやすくなります。
まとめ
「なんでも鑑定団」に登場したアレキサンドライトの指輪2点は、同じ100万円で買ったものでしたが、一方が天然、もう一方が合成でした。
購入時の値段や購入した時期は、石が天然かどうか、今どう評価されるかを示すものではありません。手元の宝石は、鑑別書などの書類があれば一緒に、なければそのまま、現物を確認して判断できます。
昔買った指輪の今の価値が気になったら、まずは査定で確かめてみてください。




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