- 2026/09/18
亡き母のジュエリーボックスから約1,280万円の時計|遺品整理のジュエリー、家族だけで価値を決めていませんか
親の家を片付けていて、ジュエリーボックスを開けたとき。指輪やネックレスに混じって、古い腕時計や、片方だけのピアスが出てきたことはありませんか。「これは価値がないだろう」「こんなものを見てもらってよいのだろうか」と、ご家族だけで判断してしまいそうになる場面です。
2026年8月、英国で亡くなった母親のジュエリーボックスから見つかった1930年代のパテック フィリップが、事前見積を大きく上回る約1,280万円で落札されたと報じられました。この記事では、そのニュースの内容と、遺品整理のジュエリーや時計について査定で何が分かり、整理を始める前に何をしておくとよいのかをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
3行でわかる結論
・英国で亡き母のジュエリーボックスから見つかった1930年代の時計が、事前見積の上限の6倍近い約1,280万円で落札
・遺品のジュエリーや時計は、購入記録や付属品がなくても、実物を確認すれば査定できるものが多い
・整理前に磨いたり分解したりせず、分からないものは仕分けしないまま、まとめて確認する
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目次
亡き母のジュエリーボックスから、見積の6倍近い約1,280万円のパテック フィリップ

2026年8月25日、英国のオークション会社Hansonsがコーンウォール州で開催したオークションで、パテック フィリップの腕時計「カラトラバ Ref.448」が5万9,000ポンド(約1,280万円)で落札されたと報じられています。1930年代に作られたステンレススチール製の時計で、事前見積は5,000〜1万ポンド(約109万〜217万円)。落札額は、上限見積の6倍近くにのぼりました。
この時計が見つかったのは、家族がコーンウォール州の住宅を片付けていたときでした。もとは祖父の持ち物で、母親が受け継いで長く手元に置いていたとみられます。母親は2011年の日記に、高価な時計を持っていることを書き残していました。
価値を知っていた本人はすでに亡くなり、残された家族はその時計が何なのかを知らなかった。そのまま処分されていてもおかしくない状況でした。同じことは、誰の家でも起こりえます。
※円換算は落札日(2026年8月25日)時点の為替レート(1ポンド=約217円)による参考値です。
遺品整理のジュエリーは、家族だけで価値を決めてしまいやすい

遺品や相続品は、持ち主ご本人ではなく、ご家族が査定にお持ちになります。そのため、いつ、どこで買ったものか、素材は何か、どこのブランドかが分からないまま相談されることは珍しくありません。
このとき迷いやすいのが、見た目だけで価値の有無を決めてしまうことです。石が外れた指輪、切れたネックレス、片方だけになったピアス、動かなくなった時計。変色しているものや、今の好みとは違うデザインのもの。こうした持ち物は、ご家族だけでは「価値がない」と判断されやすくなります。
そこに「こんなものを見てもらってよいのか」という気後れが重なると、査定を受ける前に処分してしまうこともあります。判断の手がかりを持っていたご本人は、もういません。だからこそ、ご家族だけで結論を出す前に、詳細が分からないままでも一度確かめる意味があります。
おもいおが選ばれる理由

購入した時期も、お店も分からない。そうした遺品や相続品をお預かりするうえで、おもいおが大切にしている点を3つご紹介します。
1. 付属品がなくても、実物から確かめられる鑑定士が在籍しています
おもいおには、GIA(Gemological Institute of America)のGraduate Gemologist(G.G.)ディプロマ取得者が在籍しています。
誰がいつどこで購入したかが分からなくても、実物を確認すれば査定できるものは多くあります。ジュエリーであれば、刻印、素材、重量、宝石の種類と品質、デザイン、コンディションを確認して評価します。時計も、古いことや動いていないことだけで価値が決まるわけではありません。
2. 海外の需要も踏まえた評価
おもいおは、アジアや欧米にも販路を持っています。国内だけでは評価が難しい持ち物も、海外での需要を踏まえてお値段をお出しできる場合があります。
古い時計や、今のデザインとは異なるジュエリーは、探している方が国内にいるとは限りません。海外にも目を向けることで、評価につながることがあります。
3. ジュエリー・時計・貴金属が混ざったままでも、まとめて確認します
ジュエリーボックスの中には、ジュエリーだけでなく、腕時計や貴金属の小物が一緒に入っていることがよくあります。おもいおでは、それらが混ざった状態のままでも、まとめて査定を受け付けています。
ジュエリーボックスごとお持ちになる方もいれば、ご家族で仕分けをしてからお持ちになる方も、まず写真を撮ってご相談いただく方もいます。どの形でも構いません。

遺品整理を始める前にしておきたい3つのこと
ご家族の持ち物を整理する前に、知っておいていただきたいことがあります。
- 鑑別書や保証書、箱、購入時の明細を、持ち物と一緒に残しておく
- 無理に磨いたり、分解したりしない
- 見た目だけで仕分けをしすぎない
購入時期や購入店、正確な製造年代、宝石の産地や処理の有無などは、実物だけでは断定できない場合があります。書類や箱は持ち物とは別の場所から出てくることもあるため、先に処分せず、見つかったものは持ち物と一緒に残しておいてください。お手入れは、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめます。薬品を使って磨いたり、動かない時計を分解したり、宝石を枠から外したりすると、かえって状態を損ねてしまう場合があります。無理なお手入れは禁物です。
そして3つ目が、今回いちばんお伝えしたいことです。「これは価値がないだろう」とご家族だけで決めてしまうと、確かめる機会そのものがなくなってしまいます。分からないものは分からないまま、まとめて見せていただければと考えています。
まとめ|「価値がないだろう」と決める前に、一度確かめてみませんか

英国で見つかった時計は、家族が価値を知らないまま処分していた可能性もありました。同じことは、日本の遺品整理でも起こります。
「購入時期も鑑別書も分からない」「壊れているし、古い」「こんなものを見てもらってよいのか」。そうした理由で、判断を先延ばしにしている持ち物はありませんか。
おもいおでは、店頭(銀座本店・築地店/築地店は完全予約制)のほか、宅配買取・出張買取・LINE査定でご相談を承っています。査定料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。
売るかどうかはその後で構いません。まずは今の価値を確かめてみませんか。




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