- 2026/04/15
アレキサンドライトの買取相場一覧|カラット×変色グレード別の価格表【2026年版】
アレキサンドライトの買取相場は、0.3ctの低グレードで1〜3万円、1ctのトップクラスで200万円以上と非常に幅広い宝石です。
「自分の石はいくらで売れるのか」と調べてみたものの、価格の幅が大きすぎてよく分からない…と感じていませんか。
アレキサンドライトは、大きさではなく「変色の鮮やかさ」で価格が決まり、同じカラットでも5〜20倍の差が生じます。さらにロシア産なら標準の2〜5倍のプレミアムが加算されます。
この記事では、カラット×変色グレード別の価格表、産地ごとのプレミアム倍率、そして貴金属やブランドを含めた合計査定額のシミュレーションまで、具体的な数字でまとめています。ご自身の石がどの価格帯に入るか、まずは目安を確認してみてください。
3行でわかる結論
・アレキサンドライトの買取相場は0.3ctで1〜3万円〜、1ctトップクラスで200万円以上と幅広い
・価格を決める最大の要因はカラーチェンジ(変色効果)の鮮明さで、同じカラットでも5〜20倍の差が出る
・ロシア産なら標準の2〜5倍プレミアムが加算。変色度の専門鑑定なしだと数十万円単位で損する可能性あり
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《この記事を監修する『おもいお』について》
本記事は、アレキサンドライトの希少石買取を専門とする《おもいお》が監修しています。
✅ GIA-GG(米国宝石学会)認定鑑定士が在籍
✅ アレキサンドライトの変色効果を複数光源(太陽光・白熱灯)で正確に評価
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目次
アレキサンドライトの買取相場一覧|カラット×変色グレード別の価格表

アレキサンドライトの買取価格は「変色度」で決まります。
一般的な宝石は「大きいほど高い」と思われがちですが、アレキサンドライトは例外です。大きさ(カラット数)よりも、光を当てたときの色の変わり方、つまり変色の鮮やかさが査定額を最も大きく左右します。
たとえば「母から譲り受けた1ctのリング」でも、変色が不明瞭なら10万円〜、劇的に色が変わるトップクラスなら200万円〜と、20倍もの差が出ます。
まずは、カラット×変色グレード別の買取価格をご覧ください。
| ct | 低グレード | 中グレード | 高グレード | トップクラス |
|---|---|---|---|---|
| 0.3 | 1〜3万円 | 3〜6万円 | 6〜12万円 | 15万円〜 |
| 0.5 | 3〜8万円 | 8〜15万円 | 15〜30万円 | 40万円〜 |
| 1.0 | 10万円〜 | 30〜60万円 | 60〜150万円 | 200万円〜 |
※2026年4月時点の参考値です。相場は市場動向により変動します
1ctで比較すると、低グレード10万円〜に対しトップクラスは200万円〜。同じ1ctでも約20倍の開きがあります。この価格差の正体を、グレードごとの特徴から見ていきましょう。
変色グレードで価格が決まる理由

各グレードの石がどのような見た目なのかを知っておくと、ご自身の石がどの価格帯に入りそうか、ある程度のイメージがつかめます。
低グレード(変色不明瞭)

地色(ベースの色)が茶色や黄緑に偏っており、光源を変えても色の変化が不明瞭な石です。「光の加減で少し色味が変わるかな」という程度で、劇的な変色は見られません。1ctでも10万円〜にとどまります。
中グレード(変色は確認できるが鮮やかさ不足)

太陽光の下で緑色、白熱灯の下で赤色への変化が確認できます。ただし、色の彩度(鮮やかさ)がやや薄く、「はっきり変わるけれど、もう少し鮮やかならば」という段階です。1ctで30〜60万円が目安になります。
高グレード(鮮明な変色)

太陽光で鮮やかな緑色、白熱灯で鮮やかな赤色にくっきり変化します。宝石店で「良いアレキサンドライト」と評されるレベルです。1ctで60〜150万円の評価がつきます。
トップクラス(劇的な変色)

深い青緑色から鮮明な赤紫色へ劇的に変化する最上級の品質です。ロシア産に多く見られる品質で、コレクターや海外バイヤーからの需要が極めて高い石です。1ctで200万円以上、産地証明があればさらに数倍の評価がつくケースもあります。
「自分の石はどのグレード?」簡易チェックの目安
お手元のアレキサンドライトを窓辺の太陽光と室内の電球の下で見比べてみてください。
ただし、これはあくまで簡易チェックです。正確なグレード判定には、宝石専門の鑑定士が複数の光源で確認する必要があります。
また、カラーチェンジガーネットなど変色効果を持つ別の天然石が混同されているケースもあります。
簡易チェックで「変色がある」と感じた石は、天然か合成かの判別も含めて、ぜひ専門店にご相談ください。
なお、自分の石が天然かどうか気になる方は「そのアレキサンドライト、本物?|天然と合成の見分け方を鑑定士が解説」もあわせてご確認ください。
大きさより変色が重要な理由|逆転が起きる価格構造

アレキサンドライトの買取相場で最も重要なポイントは、カラット数よりも変色の品質が優先される点です。
具体的な例を挙げましょう。
- 2ctの低グレード → 10万円〜
- 0.5ctのトップクラス → 40万円〜
カラット数が4倍大きくても、変色が不明瞭な石は0.5ctのトップクラスを下回ります。「大きい石だから高いはず」という思い込みは、アレキサンドライトには当てはまりません。
1ctの壁|アレキサンドライトの希少性が跳ね上がるポイント
天然のアレキサンドライトは、1ctを超える個体が極めて少ない宝石です。
ダイヤモンドやルビーなら1ct以上の天然石は比較的多く流通しています。しかしアレキサンドライトの場合、1ctを超える高品質な天然石は市場にほとんど出回りません。そのため1ctを境に希少性が急上昇し、価格は指数関数的に高くなります。
0.5ctの高グレードが15〜30万円であるのに対し、1ctの高グレードは60〜150万円。カラットが2倍になると、価格は4〜5倍に跳ね上がる計算です。
産地で変わるプレミアム加算|アレキサンドライト買取相場のもう1つの軸

アレキサンドライトの買取相場を左右するのは、変色グレードだけではありません。産地によって大きなプレミアムが加算されるケースがあります。
ここでは3大産地の特徴と、買取価格への影響についてみていきましょう。
| 産地 | 倍率 | 例:1ct高グレードの場合 |
|---|---|---|
| ロシア | 2.0〜5.0倍 | 120〜750万円 |
| ブラジル | 1.5〜2.0倍 | 90〜300万円 |
| スリランカ | 標準(1.0倍) | 60〜150万円 |
ロシア産(2.0〜5.0倍)|「幻の産地」の特別な価値
アレキサンドライトは1830年、ロシアのウラル山脈で最初に発見された宝石です。世界で最も鮮やかな変色を示すとされるのが、このロシア産です。
現在はウラル山脈の鉱山がほぼ枯渇しており、新たな産出はほとんどありません。そのため「ロシア産」というだけで希少性の評価が格段に上がります。
1ct高グレードの標準的な査定額が60〜150万円だとすると、ロシア産の証明があれば120〜750万円にまで評価が上がるケースがあります。
ただし、ロシア産であることを証明するには、GIA(米国宝石学会)や中央宝石研究所(CGL)が発行する鑑別書が必要です。
鑑別書の役割については「アレキサンドライトの鑑別書はなぜ重要?|GIA・中央宝石研究所の違いと査定額への影響」で詳しく解説しています。
ブラジル産(1.5〜2.0倍)|現在の高品質産地
ブラジルのヘマチタ鉱山をはじめとする複数の鉱山からも、良質なアレキサンドライトが産出されています。ロシア産に次ぐ品質を持つ個体が多く、色の濃さや変色の鮮明さが評価されています。
ブラジル産のアレキサンドライトは、1ct高グレードで90〜300万円が目安です。現在のアレキサンドライト市場では、高品質の新石はブラジル産が主流となっています。
スリランカ産(標準倍率)|大粒が出やすい反面、色は淡め
スリランカは古くからアレキサンドライトの産地として知られており、1ct以上の大粒が出やすい特徴があります。
ただし、ロシア産やブラジル産と比べると変色がやや淡い傾向にあるため、産地プレミアムはつきにくい石が多い産地です。その分、大粒で状態の良い石が見つかりやすいという利点もあります。
産地は素人には判定できない
アレキサンドライトの産地は、見た目では判断できません。
産地を特定するには、石の中に含まれるインクルージョン(内包物)のパターンや、成分分析による微量元素の比較が必要です。GIAや中央宝石研究所の鑑別書に産地が記載されていれば、それが査定時の強力な根拠になります。
変色効果の仕組みと産地の詳細を知りたい方は「アレキサンドライトの変色効果とは?|カラーチェンジの強さと産地で買取価格が5〜20倍変わる仕組み」で詳しく解説しています。
宝石+貴金属+ブランド=合計査定額のシミュレーション

アレキサンドライトの買取相場は「宝石単体」の金額だけでは完結しません。実際の査定額は、「宝石単体+貴金属(枠や台座)+ブランド」の3つの要素を合計した金額になります。
ここでは3つのパターンでシミュレーションを行い、どのような構造で査定額が決まるのかを確認しましょう。
| パターン | 宝石 | 地金 | ブランド | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 0.5ct高グレード+K18リング10g | 15〜30万円 | 約20万円 | — | 35〜50万円 |
| 1ctトップ+Pt900ペンダント5g | 200万円〜 | 約5万円 | — | 205万円〜 |
| 0.3ct中+K18+ティファニー | 3〜6万円 | 約10万円 | +20〜30% | 16〜21万円 |
パターン別の読み方
パターンA:0.5ct高グレード+K18リング|婚約指輪・ファッションリング
宝石部分が15〜30万円、K18(18金)リング10gの貴金属が約20万円。合計で35〜50万円になります。この場合、宝石の評価ができない店舗では貴金属の約20万円のみの査定になるため、15〜30万円分の差が生まれます。
パターンB:1ctトップクラス+Pt900ペンダント|コレクター品・高額ジュエリー
宝石部分が200万円〜、Pt900(プラチナ900)ペンダント5gの貴金属が約2.5万円。合計で202万円〜です。宝石の価値が圧倒的に大きいケースで、宝石の評価ができない店では2.5万円程度の査定になりかねません。差額は実に200万円近くにのぼります。
パターンC:0.3ct中グレード+K18+ティファニー|ブランドジュエリー
宝石部分が3〜6万円、K18の貴金属が約10万円、これにティファニーのブランドプレミアムとして+20〜30%が加算され、合計で16〜21万円になります。小さな石でも、ブランド品はプレミアムで査定額が底上げされるケースです。
なお、ブランド品をお持ちの方はプレミアムの加算構造も知っておくと安心です。「ティファニーのアレキサンドライトリングは高く売れる?|ブランド品の査定額とメレダイヤの加算」で詳しく解説しています。
一般店と宝石専門店で査定額が変わる理由
以下は、一般的な買取店と宝石専門店における評価の違いです。
| 評価範囲 | 宝石専門店 | 質屋 | リサイクル店 |
|---|---|---|---|
| 変色グレード評価 | 対応 | 対象外 | 対象外 |
| 産地プレミアム | 対応 | 対象外 | 対象外 |
| 天然/合成の判別 | 対応 | 対象外 | 対象外 |
| 貴金属の相場反映 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ブランドプレミアム | 対応 | 対象外 | 限定的 |
この表が示すとおり、変色グレード評価・産地プレミアム・天然か合成かの判別は、宝石専門鑑定士の専門機材がなければ対応できません。
一般の質屋やリサイクル店では「貴金属の重さ × 当日の金属相場」だけが査定額になるため、宝石としての価値が高い石ほど差額が大きくなる構造です。
計算の仕組みを詳しく知りたい方は「アレキサンドライトの査定額はどう決まる?|宝石+貴金属+ブランドの3要素を計算例で解説」でさらに詳しく解説しています。
今日の貴金属価格が気になる方は「アレキサンドライトの貴金属価値と売り時」で最新の相場情報を確認できます。
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宝石は色味や透明度、コンディションによって評価が大きく変わるため、その場で確認しながらご説明できる店頭買取は、価格にご納得いただきやすい方法です。
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この価格表だけでは分からないこと|アレキサンドライト買取相場の注意点

ここまでカラット×変色グレード別の価格表、産地プレミアム、貴金属・ブランド加算のシミュレーションをご覧いただきました。ご自身の石がどの価格帯に入りそうか、ある程度の目安は掴めたのではないでしょうか。
ただし、この価格表だけでは、変色グレードの正確な判定はできません。ここでは、なぜ自己判断が難しいのか、そしてどうすれば正確な相場を知ることができるのかを解説します。
変色グレードは「光源を変えた実物検査」でしか分からない
変色グレードの判定には、太陽光(昼光)、白熱灯、蛍光灯など、複数の光源で実物を確認する検査が欠かせません。
スマートフォンで撮った写真や動画では、実際の変色が正確に伝わりません。カメラのホワイトバランスや照明環境によって色味が大きく変わるためです。
たとえば同じ石でも、蛍光灯の下で撮った写真では緑が薄く見えたり、白熱灯の下で撮った動画では赤みが強調されすぎたりします。
低グレードの石が実際より良く見えたり、高グレードの石が実力を発揮していない写真になったりすることも少なくありません。
査定環境で評価が変わるリスク
変色効果の評価は、査定に使う光源の種類や品質によっても左右されます。
宝石専門店では、昼光に近い色温度の蛍光灯と白熱灯を併用し、標準化された条件で変色を確認します。
一方、一般のリサイクル店や質屋ではこうした光源を備えていない場合が多く、蛍光灯1種類のみで査定が行われるケースも少なくありません。
こうした査定環境の違いで実際にどんな損が生じるのかは「アレキサンドライトの買取で損する3つの理由|合成石扱い・産地無視・変色評価なしのリスク」で具体的に解説しています。
まずは変色度を知ることが安心への第一歩
「自分のアレキサンドライトがどのグレードなのか分からない」、そう思うのは自然なことです。
変色グレードの判定は、宝石を専門にしている鑑定士でも複数の光源で確認しなければ正確にはできません。つまり、一般の方が自宅で判断できなくても当然のことです。
だからこそ、まずはご自身の石の変色グレードを専門家に確認してもらうことが、正確な相場を知る第一歩になります。売る・売らないはその後にゆっくり考えれば大丈夫です。
アレキサンドライトの買取相場についてもっと詳しく知りたい方へ
ご自身の状況に合わせて、次の記事もぜひご活用ください。
✔なぜ変色度でここまで価格が変わるのか、仕組みを知りたい方
「アレキサンドライトの変色効果とは?|カラーチェンジの強さと産地で買取価格が5〜20倍変わる仕組み」
✔そもそも自分の石が天然か気になる方
「アレキサンドライトの本物の見分け方|天然と合成で査定額が100倍違う判別基準を鑑定士が解説」
✔価格の仕組みが分かったので査定を受けたい方
「アレキサンドライト買取の流れ|店頭・宅配・出張の手順と必要なもの」
まとめ|まずはご自身の石の変色グレードを確認してみませんか

アレキサンドライトの買取相場は、カラット数だけでは決まりません。
同じ1ctでも低グレード10万円〜からトップクラス200万円〜まで約20倍の差があり、その差を生む最大の要因は「変色効果の鮮明さ」です。さらにロシア産なら2.0〜5.0倍、ブラジル産なら1.5〜2.0倍の産地プレミアムが加算されます。
変色の品質を正確に評価できる宝石専門の鑑定士がいるかどうか。それが、ご自身の石にふさわしい査定額を知るための判断基準です。
査定料・手数料はすべて無料。金額に納得できなければキャンセルも可能です
お手元のアレキサンドライトの変色グレードがどのレベルか、天然か合成か。その答えは、宝石専門の鑑定士が実物を見れば数分でわかります。大切にされてきたジュエリーだからこそ、まずは今の価値を正確に確認してみてはいかがでしょうか。
\写真では分からない部分こそ、店頭査定でご確認ください/


