- 2025/10/16
【真贋】プロが教えるエルメス グレンデシャンの偽物の見分け方|刻印・作りで判別
目次
「このグレンデシャン、本物かな…?」

市場価値が急騰している《グレンデシャン》だからこそ、精巧に作られた偽物(コピー品)の存在には細心の注意が必要です。
結論から申し上げると、最終的な真贋判断はプロでも慎重に行うほど難しく、少しでも不安があれば専門の鑑定士に見せることが最も確実です。
この記事では、ご自身でできるセルフチェックのポイントを、プロの鑑定士が具体的に解説します。
※グレンデシャンの全体像を知りたい方は、まず[相場から査定術・真贋まで網羅した完全ガイド]をご覧ください。
【プロの鑑定眼】偽物を見抜く5つのチェックポイント

🔹 ポイント①:刻印(ホールマーク)の鮮明さ
本物:刻印の線が細くシャープで鮮明。菱形の「マスターマーク」も潰れず美しい。
偽物:文字が潰れて太く、レーザー彫りのように浅くて立体感がない。
🔹 ポイント②:コマの造形(「アヴワン」技法の痕跡)
本物:「アヴワン」技法により、コマが立体的で滑らか。有機的でしなやかに動く。
偽物:鋳造品が多く、コマが平面的でのっぺりした印象。動きもぎこちない。
🔹 ポイント③:留め具の精度と意匠
本物:Tバーやリングの仕上げが丁寧で、着脱はスムーズながら適度な固さ。一部には留め具にゴールドがあしらわれた個体も。
偽物:緩すぎて外れる、または固すぎる。細部の意匠が省略され、作りが粗い。
🔹 ポイント④:仕上げの質と重み
本物:磨きが丁寧で、シルバーやゴールドのずっしりとした重みがある。
偽物:磨きが甘く、メッキ品などは見た目の割に軽い。
🔹 ポイント⑤:全体の雰囲気とオーラ
抽象的ですが、本物のエルメス製品には「品格」と「佇まい」があります。
細部の仕上げ・重み・バランス感まで整っており、丁寧な仕事の積み重ねが漂います。
こうした雰囲気は、偽物では再現が困難です。
【FAQ】グレンデシャンの真贋に関するよくある質問

Q. 鑑定だけをお願いすることはできますか?
A. はい、可能です。「おもいお」では、売却を前提としない真贋鑑定も承っております。LINE査定でも簡易的な真贋チェックが可能です。
Q. 偽物だった場合、買い取ってもらえますか?
A. 申し訳ありませんが、法律上、偽物(不正品)の買取は一切行っておりません。
もし「偽物でも買取可能」とする業者があれば、悪質な業者の可能性があるため注意が必要です。
【結論】少しでも不安があれば、プロの鑑定士にご相談ください

ご紹介したポイントを見ても「確信が持てない」というケースは珍しくありません。
大切な資産の価値を正しく知るためにも、自己判断は禁物です。
「おもいお」には、エルメスヴィンテージに精通した国際資格「GIA-GG」保有鑑定士が在籍。
「アヴワン」技法や留め具の意匠など、専門的な職人技の痕跡まで正確に見抜き、
あなたのグレンデシャンの真贋を誠実に判断いたします。
大切な一点の真の価値を知るために、まずはお気軽にご相談ください。
経験豊富な鑑定士が、あなたのグレンデシャンを丁寧に拝見いたします。


