- 2026/08/06
金価格が約2週間ぶりに24,000円台へ|石の付いた指輪は重さだけでは決まりません
引き出しの奥に、しまったままの指輪やネックレスはありませんか。金の値段が上がったというニュースを目にして、「そういえば、うちにもあったな」と思い出された方もいらっしゃるかもしれません。
2026年8月6日、金価格が1日で1,000円以上動きました。ただ、こうしたニュースを見るたびに、「では、いつ持っていけばいいのだろう」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、いま金価格に何が起きているのか、そして石の付いた指輪やネックレスを見ていただくときに何が金額を左右するのかを、やさしく整理してご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
目次
金価格が1日で1,100円以上動きました
田中貴金属工業が2026年8月6日9時30分に公表した金の店頭小売価格は、1グラムあたり約24,000円台となりました。前日と比べて、約1,100円の上昇です。1日の値動きとしては、かなり大きな部類に入ります。
直近1か月をたどってみると、動きの幅がよく分かります。7月23日に一度24,000円台をつけたあと下がりはじめ、8月3日には22,000円台後半まで落ち込みました。
その差は1グラムあたり1,400円を超えています。そこから3日間で戻し、7月下旬の水準に並んだかたちです。
ただし、もう少し長い目で見ると景色は変わります。
金価格は2026年2月末からゆるやかに下がる流れが続いており、8月6日の価格も、2月27日の約28,700円を4,600円あまり下回っています。大きく上がったとはいえ、年初来の高い水準まで戻ったわけではありません。
また、動いているのは金だけではありません。プラチナも8月5日に約580円上がり、8月6日は約9,900円台となっています。
※記載の価格は、田中貴金属工業が2026年8月6日9時30分に公表した店頭小売価格です。おもいおの買取価格を示すものではありません。貴金属の価格は日々変動し、同じ日のうちに変わることもあります。
では、いつ持っていけばいいのでしょうか

こうして数字を並べると、「上がった日を狙って持っていくべきなのかな」と考えたくなります。ただ、正直に申し上げると、そこはあまり気に病まなくて大丈夫です。
貴金属の査定額は、お持ちいただいた日の価格をもとに計算します。裏を返すと、数日前に聞いた金額が、そのまま今日の金額になるとは限らないということでもあります。1日で1,100円動く相場ですから、少し日が空くだけで数字は変わります。
とはいえ、毎日の値動きをひとりで追いかけ続けるのは、なかなか大変なことです。仕事や家のことをしながら、朝の価格を確認して一番よい日を当てる。そこまでしていただく必要はないと、私たちは考えています。
そしてもう一点、意外と見落とされやすいことがあります。石の付いた指輪やネックレスは、貴金属の重さだけで金額が決まるわけではない、ということです。金の話題が続くとどうしても貴金属に目が向きますが、そのぶん石の存在が視野から外れやすくなります。
石の付いたお品物は、重さだけでは決まりません

おもいおは今回の値動きを受けて、査定のときにどう見ているのかを3つに整理しました。ご自宅のお品物を思い浮かべながら読んでいただけると、イメージしやすいかもしれません。
指輪やネックレスは、貴金属と石という性質の違うものが組み合わさっています。だからこそ、それぞれを分けて確かめる必要があります。
1. 貴金属の部分は、査定した日の価格で計算します
金やプラチナの部分は、重さと純度に、その日の価格を掛け合わせて算出します。ここが今回のニュースと直結する部分です。だからこそ、お持ちいただく日によって金額が変わります。
2. 宝石やブランド、デザインは、貴金属と分けて見ます
ダイヤモンドやカラーストーン、真珠が付いている場合は、貴金属とは別に確かめます。石の種類、色や透明度、大きさ。そこに、ブランドやデザイン、作られた年代や作りの丁寧さなども加わります。
おもいおにはGIA G.G.鑑定士が在籍しており、ルーペを通してひとつずつ拝見いたします。
3. 壊れていても、古いデザインでも、それだけで外しません
チェーンが切れている、石が外れている、リングが変形している。そうした状態でも、貴金属の部分の価値がなくなるわけではありません。金やプラチナは、形が変わっても素材としての価値が残ります。
デザインについても同じです。昭和の終わりから1990年代の初めごろに作られたジュエリーには、貴金属をたっぷり使った重厚な作りや、大ぶりのカラーストーン、手間のかかった石留めが見られます。
すべてのお品物にデザインの評価が加わるわけではありませんが、石の品質や作りによっては、貴金属の重さから計算した金額を上回ることもあります。
そのうえで、貴金属の分がいくらで、石の分がいくらなのか、内訳をご説明します。何にいくらの値が付いたのかが分かれば、手放すかどうかをご自身で考えていただけると考えているからです。
査定に出す前に知っておきたい3つのこと

ご自宅のお品物を見直すとき、少しだけ意識していただきたいことがあります。
- 鑑別書・鑑定書・購入時の箱を探してみる
- 無理に磨かない
- 相場のニュースだけで決めない
書類や購入時の付属品があると、確認がスムーズに進みます。見当たらなくても心配はいりません。書類がなくても拝見できます。
汚れが気になる場合も、強くこすったり薬品を使ったりせず、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめてください。無理なお手入れは、かえって石や枠を傷める原因になります。
そして、相場のニュースは背景を知る手がかりにはなりますが、お手元のお品物にいくらの値が付くかは、実際に拝見しなければ分かりません。ニュースの数字だけで決めてしまう必要はありません。
まとめ|まずは、今の値段を知ることから

金価格が動いたというニュースは、遠い市場の話のようでいて、引き出しの中の一点ともつながっています。ただ、上がった日を狙って売り急ぐ必要はありません。
古いデザインだから価値がないのではないか。石が取れかけている。鑑別書をどこかにやってしまった。そうしたお品物も、そのままの状態で拝見いたします。手放すか迷っている段階でのご相談も、少なくありません。
おもいおでは、銀座・築地の店頭のほか、全国対応の宅配買取・出張買取、お写真を送るだけのLINE査定を承っています。ご都合のよい方法をお選びいただけますので、遠方の方もご相談ください。なお築地店は完全予約制です。
売るかどうかは、その後で構いません。まずは一度、今の値段を確かめてみませんか。
\判断材料としての査定も歓迎しています/
店頭にて、宝石・ジュエリーの価値をご説明します



第三者メディアも注目!金価格の変動とジュエリーの査定
今回ご紹介した金価格の動きと、おもいおが公表した査定時の対応については、プレスリリース配信サービス「NewsCast(ニュースキャスト)」でも詳しく報じられています。
第三者メディアの視点から、最新の市場トレンドや「おもいお」の専門査定体制が分かりやすく解説されています。市場の背景や「おもいお」の取り組みについて、あわせてご覧いただけますので、ぜひご一読ください。