- 2026/07/24
カナダ最古のダイヤモンド鉱山が閉山へ|引き出しに眠る婚約指輪の「今」を考える
ご自宅の引き出しに、若い頃に贈られた婚約指輪や、お母様から受け継いだダイヤモンドのリングが眠っていませんか。「いつか整理しよう」と思いながら、そのままになっている方も多いのではないでしょうか。
いま、そのダイヤモンドをめぐって、世界の産地側で大きな動きが起きています。カナダ最古のダイヤモンド鉱山が、2026年8月に閉山する見込みとなりました。
この記事では、ダイヤモンドの産地で何が起きているのか、そしてその動きをお手元の一石とどう結びつけて考えればよいのかを、やさしく整理してご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
目次
カナダ最古の鉱山が8月に閉山へ 稼働する鉱山は1か所に

カナダのEkati(エカティ)鉱山が、2026年8月中旬までに閉山する見込みとなりました。1998年に操業を開始した、カナダで最も古いダイヤモンド鉱山です。米国の宝飾業界メディア「National Jeweler」が、2026年7月16日に伝えています。
この閉山によって、カナダで稼働するダイヤモンド鉱山は1か所だけになる見通しです。残るGahcho Kué(ガショクエ)鉱山も、2027年末までに閉山する見込みと報じられています。
動きがあったのは、カナダだけではありません。すでに2026年3月に閉山したDiavik(ダイアビック)鉱山では、第2四半期の産出量が前年の同じ時期と比べて97%減りました。南アフリカでは、Venetia鉱山で2年間の操業停止が計画されていると報じられています。
カナダは長く、世界有数のダイヤモンド産地として知られてきました。その国で稼働する鉱山が1か所になるというのは、これまでになかった変化です。
天然のダイヤモンドは、鉱山から掘り出されなければ、新しく世に出ることはありません。その入り口が、いま静かに細くなりつつあります。
※記載の内容は報道に基づく参考情報です。宝石・貴金属の相場は日々変動します。
「では、うちの指輪の価値は上がるの?」

ここで気になるのは、「掘れる量が減るなら、手元のダイヤモンドも高くなるのでは」という点だと思います。ただ、話はそれほど単純ではありません。
宝石の取引価格は、産地の事情だけで決まるものではないためです。世界の需要の動きや、市場に出回っている在庫の量、為替なども関わってきます。
実際、香港の宝飾大手・六福珠宝(Luk Fook)では、2026年6月30日までの3か月間にダイヤモンド製品の売上が落ち込みました。前年の同じ時期と比べて17%の減少です。産地で供給が細っても、売れ行きがすぐ連動するわけではないのです。
ですから「鉱山が閉まったから今すぐ売るべき」というお話ではありません。そのうえで、変わりつつあることもあります。新しく掘り出される量が限られていくなかで、すでに日本国内にあるダイヤモンドの位置づけは、これまでとは違ってくる可能性もあるでしょう。
日本には、長い時間をかけて多くのジュエリーが集まってきました。婚約指輪として贈られ、記念の品として受け継がれ、そのまま各家庭にしまわれています。
新しく採れる石が減っていくとき、すでに国内にある一石に目が向く場面は、少しずつ増えていくのかもしれません。ご自宅で長く眠っていた指輪が、いまどう評価されるものなのか。それを知っておく意味は、少しずつ大きくなっていると考えられます。
こんなお品物でも大丈夫です

引き出しにしまわれたジュエリーは、たいてい何かしらの事情を抱えています。書類が見当たらない、傷がある、そもそも何の石か分からない。おもいおは、そうしたお品物をそのままの状態でお預かりできることを強みにしてきました。
- 鑑定書がなくても、石そのものから査定できる
- 傷や古いデザインのまま持ち込める
- 何の石か分からなくても任せられる
「鑑定書をなくしてしまった」「箱も保証書も、どこかに行ってしまった」というご相談は、いちばん多くいただきます。おもいおにはGIA G.G.鑑定士が在籍しており、書類がなくてもお品物そのものから一石ずつ確かめてまいります。
また、ダイヤモンドの輝きは、しまわれていた年月で失われるものではありません。石が取れかけている、サイズ直しをしてあるお品物も、状態を含めて拝見いたします。流行から外れて見えるデザインでも、石そのものは別のものさしで評価されます。
そして「そもそも本物かどうかも分からない」というお声も、よくいただきます。ご自身で見分けられなくても問題ありません。名前の分からない石でも、そのままお持ちいただければ鑑定士が確かめてまいります。
査定の前に知っておきたい3つのこと

ご自宅のダイヤモンドを見直すとき、少しだけ意識していただきたいことがあります。
- 鑑定書・購入時の箱・保証書を探してみる
- 無理に磨かない
- ニュースの数字だけで判断しない
鑑定書や購入時の付属品があると、品質の確認がスムーズに進みます。見当たらなくても心配はいりません。付属品がなくても、鑑定士がお品物そのものから丁寧に確認いたします。
汚れが気になる場合も、強くこすったり薬品を使ったりせず、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめてください。無理なお手入れは、かえって石や枠を傷める原因になります。
そして、産地のニュースは背景を知る手がかりにはなりますが、お手元の一石の評価とは別のお話です。実際の価値は、その石を見なければ分かりません。
まとめ|まずは「今の価値」を知ることから

カナダ最古の鉱山の閉山は、遠い国の出来事のようでいて、ご自宅の引き出しにある一石とも、どこかでつながっているお話です。
ご結婚のときに贈られた指輪や、お母様から受け継いだリング。そこには、金額だけでは表せない時間が重なっています。手放すか迷っている段階でも構いません。「査定だけお願いして、断ってもいいのかな」というご相談も、歓迎しております。
おもいおでは、銀座・築地の店頭のほか、全国対応の宅配買取・出張買取、お写真を送るだけのLINE査定を承っています。ご都合のよい方法をお選びいただけますので、遠方の方もご相談ください。
売るかどうかは、その後で構いません。まずは一度、いまの価値をご一緒に確かめてみませんか。
\宝石の価値は、実物を見てこそ分かります/
銀座・心斎橋の店頭にて、専門鑑定士が直接拝見します



第三者メディアも注目!天然ダイヤモンドの供給をめぐる動き
今回ご紹介したダイヤモンド鉱山の閉山と供給環境の変化については、プレスリリース配信サービス「NewsCast(ニュースキャスト)」でも詳しく報じられています。
第三者メディアの視点から、最新の市場トレンドや「おもいお」の専門査定体制が分かりやすく解説されています。市場の背景や「おもいお」の取り組みについて、あわせてご覧いただけますので、ぜひご一読ください。