- 2025/11/14
【専門家が解説】39億円で落札されたブルーダイヤとは?今カラーダイヤに価値が集まる理由
スイス・ジュネーブで開催されたオークションで、「Melone Blue(メロンブルー)」と呼ばれる 9.51ct のブルーダイヤモンドが約39億円で落札され、大きな話題を呼んでいます。
これをきっかけに、日本でも カラーダイヤモンドの価値に改めて注目が集まっています。
「昔のデザインだし、価値はつかないかも…」
「小さいダイヤだから売れないのでは?」
そう思って眠らせているジュエリーにも、実は“想像以上の価値”があるかもしれません。
本記事では、私たち「買取専門店おもいお」に在籍するプロの鑑定士が、カラーダイヤの価値が今見直されている理由と、“なぜ今が査定の絶好のタイミングなのか”を分かりやすく解説します。
目次
カラーダイヤモンドが今注目される理由
ダイヤモンドは、国際的価値基準「4C」で評価され、その中でも「カラー」は無色透明のDカラーが最高評価とされています。
しかし自然界では、この評価スケールに収まりきらないほど鮮やかな色を帯びたダイヤモンドがまれに採掘されます。
こうした天然の色を宿す石が カラーダイヤモンド(ファンシーカラーダイヤモンド) であり、無色ダイヤとはまったく異なる価値基準で評価される宝石です。
その背景には、主に以下の要因があります。
① 希少性が非常に高い
天然で鮮やかな色を持つダイヤは、
通常の無色ダイヤと比べても 圧倒的に産出量が少ない ことで知られています。
特にブルーやピンクは年間に数個しか発見されない年もあり、「入手が難しい宝石」として世界的に需要が増えています。
② アーガイル鉱山の閉山(2020年)で価値が上昇
特にピンクダイヤの主要産地であったアーガイル鉱山(オーストラリア)が2020年に閉山したことで、市場へ新たに供給される数量が激減しました。
その影響で2020年以降、 既存のカラーダイヤの価値が再評価されています。
③ 富裕層・投資家からの需要が増加
供給が増えず希少性が高いカラーダイヤは、インフレ環境において価値が下がりにくい資産としても注目されています。特にピンク・ブルーなど高彩度の石は、オークションでも高額落札が続いています。
今回39億円で落札されたブルーダイヤモンドは、その鮮やかな色調と希少な産出量から、世界的にもトップクラスの希少性を持つ石であり、カラーダイヤモンドの資産価値が再び注目される象徴的な出来事といえます。
ダイヤモンドの価値を決める「4C」とは?

カラーダイヤに限らず、
ダイヤモンドの価値は世界共通の基準「4C」で決まります。
● Carat(カラット)
ダイヤモンドの重さを表す単位。
大きいほど価値は上がりやすいですが、
後述する他の項目が低いと価格は伸びにくい場合もあります。
● Color(カラー)
無色に近いほど評価が高い(D〜Zスケール)。
Zを超えるほど色が濃い場合、
カラーダイヤモンドとして別の基準で評価されます。
● Clarity(クラリティ)
内部のインクルージョン(内包物)や表面のキズの少なさ。
透明度が高いほど評価も高くなります。
● Cut(カット)
輝きを最大限引き出すためのプロポーション。
同じカラットでもカットによって見た目と価値が大きく変わります。
カラーダイヤモンドの価値を決める“色の質”
カラーダイヤモンドは、無色ダイヤとは 評価軸が異なる部分 があります。
特に重要なのは 色の濃さ・彩度・均一性 といった「色そのものの質」。
天然で鮮やかな色を持つカラーダイヤは特に価値が高く、
色の濃さによって 9段階 に分類されます。
▼ 色の濃さの評価(上位ほど価値が高い)
1.Fancy Vivid
2.Fancy Intense
3.Fancy Deep
4.Fancy Dark
5.Fancy
6.Fancy Light
7.Light
8.Very Light
9.Faint
特に Fancy Vivid・Fancy Intense は極めて希少性が高く、
今回のブルーダイヤ(約39億円)もこの上位クラスに属するとされています。
ダイヤモンドや宝石本来の価値を見抜くには専門家の査定が不可欠

しかし、こうした価値を正しく判断するには専門的な知識が欠かせません。
「デザインが古いから」「鑑定書がないから」と諦めていたものや、他店で思ったより低く見積もられてしまったジュエリーにこそ、思わぬ価値が眠っている可能性があります。
ジュエリーについている貴金属も買取できます

さらに近年、金(ゴールド)・プラチナの価格が歴史的な高値を更新し続けています。ジュエリーについている貴金属も一緒に査定に出してみることをおすすめします。
【失敗しない】ダイヤモンドや宝石の価値を正確に知る方法と買取店を選ぶポイント

ダイヤモンドや宝石、金の買取ニーズが高まる一方で、
「どこに査定を依頼すれば良いのか分からない」という声も多く聞かれます。
ここでは、ダイヤモンドや宝石を安心して任せられる買取店の選び方を解説します。
ジュエリーの価値を最大限に評価してもらうには、“ダイヤモンド本来の価値”と“地金の価値”の両方を正しく判断できる専門家に見せることが重要です。
多くの買取店では、残念ながら「重さだけ」で価格が決まってしまうケースが少なくありません。
私たち「買取専門店おもいお」には、米国宝石学会(GIA)が認定するGIA-GG資格を持つ宝石専門鑑定士が在籍しています。
地金の価値はもちろん、一つひとつの「色・透明度・カラット・カット・処理の有無・デザイン・ブランド性」まで、多角的な基準で “ダイヤモンド本来の価値” を見極める査定を行います。
ダイヤモンド・宝石買取で「おもいお」が選ばれる3つの理由

大切な資産の価値を正しく知るためには、信頼できる専門店を選ぶことが重要です。ここでは「おもいお」が選ばれる3つの理由をご紹介します。
1. GIA資格を持つプロ鑑定士による世界基準の査定
「おもいお」には、GIA(米国宝石学会)認定資格を持つ鑑定士が在籍。世界基準の知識と最新の市場データをもとに、一点一点を丁寧に査定します。
2. 幅広いジャンルのダイヤモンド・宝石・ジュエリーに対応
- ダイヤモンド(無色・ピンクなどのカラーダイヤ)
- 宝石(ルビー、サファイア、エメラルドなど)
- 金・プラチナ製品
- ブランドジュエリー
幅広く対応しているため、他店で断られたお品物でもぜひ一度ご相談ください。
3. 査定料・キャンセル料は一切不要
「価値を知りたいだけ」「売るかどうかは金額を見てから決めたい」という方も大歓迎。
査定に関する費用は一切かからないので、安心してご利用いただけます。
ダイヤモンド(カラーダイヤモンド)や宝石の価値を見直すなら、今がチャンスです!
39億円のブルーダイヤのように、ダイヤモンドの「本質的な価値」は変わりません。
そして今、その土台となる「金・プラチナの価値」が歴史的な高値を迎えています。
この絶好の機会に、ご自宅に眠る宝飾品の「本当の価値」を確かめてみませんか?



NewsCast(ニュースキャスト)にも掲載されました
今回の記事内容は、ニュース配信サービス「NewsCast」でも取り上げられています。
第三者メディアからも注目されるほど、カラーダイヤモンドの価値や査定への関心が高まっています。