- 2016/05/24
ルビーはサファイア!?意外と知られていない宝石事情!!
ルビーってサファイアだって知ってましたか!?意外と知られていない宝石知識をプロがお教えいたします!!宝石豆知識を知るなら当店おもいおになんでもご相談ください!!
ルビーはサファイア!?
答えからお伝えすると、ルビーはサファイアなんです!!カンタンにその理由をご説明いたします!!
そもそも宝石には鉱物と言って、母岩となるものがあります。ルビーとサファイアの場合は「コランダム」という鉱物から誕生します。逆に言うとコランダムから誕生する宝石をサファイアといった方が分かりやすいかもしれませんね!!
ではなぜサファイアではなくルビーが誕生するのか!?
こちらも先にお答えすると、ルビーというのは別名が付けられているんです!!
サファイアと聞くと一般的には、綺麗な青色、ブルーを想像されますよね?もちろんブルーサファイアが一番有名ですが実はサファイアには様々な種類(カラーバリエーション)があります。その中でも赤い色をしたサファイアだけを「ルビー」という別名として呼んでいるんです。つまり「レッドサファイア=ルビー」となります。
サファイアの化学組成(簡単にいうと成分)は Al2O3、 酸化アルミニウムといった陽極酸化被膜(アルマイト)です。この成分の他に不純物と呼ばれるものが入るとサファイアの色が変わります。今回でいうと「クロム」という不純物が1%でも含まれると赤色となり、「ルビー」になります。さらに微量の0.1%程度の含有量になると赤には届かずピンク色になる為、ピンクサファイアとなります。
ルビーにだけ別名がある理由は!?
説はいくつかあるのですが、一つ目はすごく単純ですが、昔は組成分析などできる訳もなく、元素がまともに分かるような時代ではなかったので、赤い宝石はルビーと呼ばれていたみたいです。後にサファイアである事を知る、ということですね。そして、もう一つは人の血と同じ赤色は重宝しようという俗習からか赤色が大事にされてきたこと。他の宝石などでも赤色になると別名がつけられているケースは多くあります。
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