- 2026/09/21
ロナウド夫妻の結婚式で約74億円のダイヤモンド|価値は「大きさ」だけでは決まらない、4つの基準と鑑定書の役割
2026年8月11日、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏とジョージナ・ロドリゲス氏がポルトガルで結婚式を挙げました。ロドリゲス氏が着けたショパールのジュエリーは、ダイヤモンドが合計250カラット、総額は米メディアの推定で約74億円と報じられています。
「250カラット」「74億円」という数字は、大きさに目を向けさせます。ただ、中心となる石の価値を説明しているのは大きさではなく、Dカラー・フローレスという等級です。
この記事では、このニュースを入口に、ダイヤモンドの価格を決める4つの基準と、鑑定書の役割、家にあるダイヤモンドを見るときに知っておきたいことをまとめます。
この記事のポイント
・約74億円のダイヤモンドの価値を説明しているのは、大きさではなく等級でした
・家にあるダイヤモンドも同じで、大きさは4つの基準のうちの1つにすぎません
・鑑定書は等級を示す書類で、価格を保証するものではありません
目次
結婚式で着用された250カラット・約74億円のダイヤモンド
ロドリゲス氏が着けたのは、ショパールのハイジュエリー「ガーデン・オブ・カラハリ」です。中心のネックレスは、50カラットのブリリアントカットダイヤモンドに146カラット超の小粒のダイヤモンドを組み合わせたもので、25カラットのペアシェイプと26カラットのハートシェイプの石は、ネックレスから外してイヤリングとして着けられたと紹介されています。
50カラットの石は、色の等級が最上位のDカラー、透明度の等級が最上位のフローレスとされています。ショパールによると、この石はボツワナで採れた342カラットの1つの原石から切り出された23石のひとつです。
総額約74億円は米メディアによる推定額で、ブランドの公式価格ではありません。
「大きな石なら高いはず」は本当か
ダイヤモンドの価格というと、まず思い浮かぶのはカラット、つまり大きさです。
ただ、宝石学の研究・教育機関であるGIA(Gemological Institute of America)は、「大きければよいとは限らない。同じカラットの2つのダイヤモンドが同じ価値とは限らない」と説明しています。価値と品質は、カラットだけでなく4つの基準すべてを反映するという考え方です。
今回の50カラットの石が注目される理由も、大きさだけではありません。色と透明度の等級がどちらも最上位であることが、価値を支えています。
ダイヤモンドの価格を決める4つの基準(4C)

ダイヤモンドの評価は、頭文字がCで始まる4つの基準で行われます。
- カラット(Carat):重さです。1カラットは0.2グラムで、100ポイントに分かれます。0.3カラットは30ポイントと表します
- カラー(Color):色です。無色のDから、黄色みを帯びるZまで等級が分かれます
- クラリティ(Clarity):透明度です。内包物や傷が見えないフローレス(FL)を最上位に、11段階で表します
- カット(Cut):研磨の仕上がりです。同じ石でもカットによって輝き方が変わります
同じ1カラットの石でも、色や透明度の等級が違えば価格は大きく変わります。反対に、0.3カラットや0.5カラットの婚約指輪でも、等級によって評価は変わります。大きさは4つのうちの1つで、すべてではありません。
鑑定書があれば高い、とは限らない

鑑定書(グレーディングレポート)は、第三者機関が石の4Cの等級を記載した書類です。等級を確認する助けになりますが、いくらで売れるかを保証するものではありません。
中古市場では、同じ品質の石でも、ブランドやデザイン、傷や変形の有無によって価格が変わる場合があります。石の等級と、ジュエリー全体の評価は別のものです。
そのため、鑑定書があるから必ず高い、ないから安い、ということはありません。購入時の鑑定書や保証書が残っていれば、一緒に持参すると等級を確認しやすくなります。残っていなくても、そのままの状態で査定の対象になります。
おもいおから伝えられること
おもいおでは、ダイヤモンドの査定で4つの基準を確認したうえで、ブランド、デザイン、製品としての状態、付属品を合わせて見ています。石の等級とジュエリー全体の評価を分けて確認するのは、この2つが別々に価格へ影響するためです。
おもいおには、GIA(Gemological Institute of America)のGraduate Gemologist(G.G.)ディプロマ取得者が在籍しています。宝石の種類・品質・状態を確認したうえで査定します。鑑定書や付属品がない持ち物の査定も受け付けています。
まとめ|大きさと書類の有無だけで決めつけない

約74億円のダイヤモンドの価値を説明しているのは、大きさではなく等級でした。家にあるダイヤモンドも同じで、大きさは4つの基準のうちの1つにすぎません。鑑定書は等級を示す書類で、価格を保証するものではありません。
昔もらった指輪や、小さな石のネックレスも、「小さいから」「書類がないから」と決めつける前に、そのままの状態で価値を確認できます。おもいおでは、査定料・キャンセル料はかからず、査定額を確認してから売却するか判断できます。概算だけを知りたい場合は、LINE査定で写真をもとに案内しています。正式な査定額は、現物を確認したうえでお伝えします。




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