- 2026/05/12
アクアマリンの買取相場|カラット×色グレード別の価格表で最大50万円差を確認
アクアマリンを売ろうかと考えたとき、いくらくらいになるのか気になる方も多いのではないでしょうか。実際の買取相場は、カラットだけでなく色グレードの組み合わせで大きく変わってきます。
この記事では、0.5〜5ctまでのカラット×色グレード別の価格表と、価格表の読み方を分かりやすくお伝えします。
3行でわかる結論
・アクアマリンの買取相場は1ctで3,000〜80,000円、5ctで10,000〜500,000円と幅があります
・幅の正体は色グレード(淡色・中色・濃色・サンタマリア)で、最高ランクのサンタマリアは通常品の3〜10倍です
・カラットが大きくても色が淡ければ価値は伸びにくく、1ctサンタマリアが5ct淡色を上回るケースもあります
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目次
1. アクアマリンの価格を決めるのは「色グレード」

アクアマリンの査定額は、カラットよりもまず色のグレードによって大半が決まります。同じカラット数でも、色の濃さ・鮮やかさ・均一性で価格レンジが大きく変わるしくみです。ここでは4段階のグレードと、それぞれの基準をお伝えします。
4段階のグレード
- 淡色:うっすらとした水色。透明度は高いものの、色の主張が弱いランク
- 中色:標準的な青。市場で最も流通している色合い
- 濃色:深みのある青。需要が高まり価格も上がる帯
- サンタマリア:濃く鮮やかな深い青。わずかに赤みを帯びることもある最高ランク
サンタマリアは元々ブラジルの鉱山名でしたが、現在は色基準としての分類に変わってきています。アフリカ産の高品質な個体も「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれ、同様の基準で評価されるのが一般的です。
判定構造の詳細はサンタマリア・アクアマリンとは|通常品の3〜10倍の価格差と判定のしくみでお伝えしています。
2.【価格表】カラット×色グレード別の買取相場

アクアマリンの買取相場は、0.5ctから5ctまでのカラット帯と4段階の色グレードを組み合わせると把握しやすくなります。以下の表は宝石単体の価格目安で、貴金属とブランドは別加算となります。
カラット×色グレード別 買取相場マトリクス
| カラット | 淡色 | 中色 | 濃色 | サンタマリア |
|---|---|---|---|---|
| 0.5ct | 1,000〜3,000円 | 3,000〜6,000円 | 5,000〜10,000円 | 8,000〜25,000円 |
| 1ct | 3,000〜8,000円 | 8,000〜15,000円 | 12,000〜30,000円 | 15,000〜80,000円 |
| 3ct | 10,000〜25,000円 | 25,000〜50,000円 | 40,000〜100,000円 | 80,000〜300,000円 |
| 5ct | 10,000〜30,000円 | 30,000〜70,000円 | 60,000〜180,000円 | 150,000〜500,000円 |
このレンジ幅の理由は、評価基準・査定体制・市場需要の3軸で店舗ごとの差があるためです。サンタマリアの判定設備や、宝石専門の鑑定士が在籍するかどうかで、同じ石でも上限値と下限値の間で評価が変動します。
3. 「大きい=高い」が当てはまらない逆転構造

アクアマリンでは「カラットが大きい=高価」という宝石全般の常識が、必ずしも当てはまりません。宝石の世界では、サイズよりも色の品質が価格を決定づける構造があるためです。
5ct淡色 vs 1ctサンタマリアの逆転事例
| 条件 | 1ctあたり | 総額 |
|---|---|---|
| 5ct 淡色 | 2,000〜6,000円 | 10,000〜30,000円 |
| 1ct サンタマリア | 15,000〜80,000円 | 15,000〜80,000円 |
5倍のサイズ差があっても、色のグレード差で逆転するケースが現実に存在します。これは「カラットだけで判断すると、本来の評価が反映されない可能性がある」ことを意味します。
サイズが小さい石を持つ方には「価値があるかもしれない」という安心材料に、サイズが大きい石を持つ方には「色グレードを正確に判定できる店舗で確認する意義が大きい」という判断材料になるでしょう。
4. 1ct中色 vs 1ctサンタマリアで5〜10倍差

同じ1ctのアクアマリンを比べたとき、中色とサンタマリアで5〜10倍の価格差が生まれます。中色が8,000〜15,000円のレンジに対し、サンタマリアは15,000〜80,000円。下限同士の比較では約2倍ですが、上限同士では5倍以上に広がるのです。
中色とサンタマリアの違いは、肉眼では微妙な色味の差にしか見えないこともあります。しかし市場価値では大きく分かれるため、判定設備や経験のある鑑定士に確認してもらうかどうかで結果が変わるケースがあります。
5. 価格表を実際に使う3ステップ

自分の石が価格表のどの位置に入るかは、3つのステップで大まかに把握できます。3つすべてを自己判断する必要はなく、1つでもわかれば表上のおおよその位置が見えてきます。
- ステップ1|カラット(重さ)を確認:購入時の鑑別書、または宝石店での計測で判明します。鑑別書がなければ、宝石店で計測してもらう方法があります
- ステップ2|色グレードを自己判断:淡い水色・標準的な青・深い青のどこに近いかを見ます。明るい自然光のもとで観察すると判定しやすくなります
- ステップ3|サンタマリアの可能性を考える:濃く鮮やかでわずかに赤みを帯びる青であれば、サンタマリアの可能性があります。確定には専門の鑑定設備が必要です
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6. 非加熱なら価格表の1.2〜1.5倍になるケース

アクアマリンは加熱処理で色を整えるのが業界の標準ですが、加熱されていない非加熱(ノーヒート)の個体には、上記価格表の1.2〜1.5倍の上乗せがつくケースがあります。
非加熱プレミアムの倍率
| 条件 | 倍率 | 1ct換算の上乗せ目安 |
|---|---|---|
| 通常品の非加熱 | 1.2〜1.5倍 | +2,000〜10,000円 |
| サンタマリアの非加熱 | 1.3〜1.5倍 | +5,000〜30,000円 |
非加熱の証明にはGIA・中央宝石研究所などの鑑別書があると確実ですが、鑑別書がなくても専門の鑑定士が顕微鏡で判定できるケースがあります。一方で、判定設備のない店舗では、非加熱プレミアムが反映されないケースが少なくありません。
詳細はアクアマリンの非加熱で+20〜50%の上乗せ|天然の色のまま売ると最大12万円変わるしくみでお伝えしています。
7. ブルートパーズと混同されると価格表の1/5〜1/10になる
アクアマリンとブルートパーズは見た目がとてもよく似ていますが、市場価値は5〜10倍の差があります。判別設備のない店舗で査定を受けると、ブルートパーズと同等の価格で評価されてしまうケースがあります。
3つの判別基準
| 基準 | アクアマリン | ブルートパーズ |
|---|---|---|
| 屈折率 | 1.57〜1.58 | 1.61〜1.63 |
| 二色性 | 弱い二色性あり | ほぼなし |
| 内包物 | チューブ状インクルージョン | クリアなことが多い |
判別には屈折計と顕微鏡が必要で、両方の設備を備えているのは宝石専門店に限られる傾向があります。査定設備によって判別結果が異なる場合があるため、専門の鑑定士による確認が安心材料になります。
8. 売却先によって価格表のどこが反映されるかが変わる
同じ価格表を見ても、宝石専門店・質屋・リサイクル店のどこに持ち込むかで、表の上限が反映されるか下限が反映されるかが変わります。業態ごとに評価できる範囲が異なる構造があるためです。
- 宝石専門店:色グレード・非加熱・類似石判別をすべて評価。価格表の上限値が反映されやすい
- 質屋:貴金属中心の評価。宝石は標準価格で見積もられる傾向
- リサイクル店:宝石は限定的な評価。サンタマリアや非加熱が反映されないケースあり
業態別の具体的な評価範囲と、複数店舗で確認するときの基準はアクアマリン買取で最大21万円差|売却先ごとの評価範囲と失敗しない選び方に詳しくまとめています。
9. まとめ|価格表は判断材料の第一歩として活用ください
アクアマリンの買取相場をもう一度整理します。
- 1ctで3,000〜80,000円、5ctで10,000〜500,000円——色グレードで最大26倍の差
- サンタマリアは通常品の3〜10倍。色基準で評価され、産地は問わない
- 「カラット=高価」は当てはまらない。5ct淡色より1ctサンタマリアが高くなるケースもある
- 非加熱なら価格表の1.2〜1.5倍。鑑別書がなくても専門店なら判定可能
- ブルートパーズとの混同で価格表の1/5〜1/10になるリスク。屈折計のある店舗で確認
- 業態によって価格表の上限と下限のどちらが反映されるかが変わる
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